兄弟の幻影(マーダーside) ページ48
扉を開けるとそこにあったのは自分が元の世界で住処にしていた部屋そのものだった
つまり俺の部屋
それが丸っとコピーされている
脱ぎ散らかした靴下も
散乱したものも
…体からはらいおとした塵も
全く同じ
だがそんな中でも一枚手紙が落ちていた
マダ「なんだこりゃ?」
ーこの部屋を使う奴へー
この部屋はお前が最も過ごし、思い入れのある部屋を模したものだ
本とか服とかも全部そのまま
まぁコピーだから思い入れもクソもないと思うけどな(笑)
ま、そんな奴来るとは思わないが…
これを呼んだんならまぁ精々エンジョイしてくれ
ここに連れてきたってことは
あたしはお前を信頼してるってことなんだからな!
ーお前の友ヴァーナよりー
マダ「友…ねえ…」
到底上手とは言えない字体だったがまぁ読めなくはないその手紙を見てあいつがどう言う奴なのかなんとなくわかった
と、そんな時だ
〈殺さないのか?〉
《兄弟》の声がした
マダ「あぁ。それにあいつ何回でも蘇るみてぇだし。ま、いいEXP稼ぎになると思うぜ?」
マダパ〈そうか。分かってるだろうな。お前は沢山殺さなきゃいけないんだぞ!なんせ俺様を殺してまで為さねばならんことがあるのだからな!〉
マダ「あぁ。分かってるさ兄弟。」
沢山殺してあの人間を止める
それが俺の使命であり目標
そうすればやっと俺達に平穏が訪れるんだ
マダパ〈お前は薄汚い兄弟殺しなのだ。しっかりやるんだぞ!〉
マダ「はいはい。分かってるって。聞き飽きた。」
そう言うと兄弟はスッとその姿を消した
と、その時だった
ヴ「マーダー!飯できたから呼びに来たぜ!」
扉が少し開きヴァーナが顔を出した
マダ「ん。今行く。」
ヴ「おう!今日はオムライスだ!ケチャップライスはケチャップ増し増しにしたから期待していいぜ!んじゃ待ってっから!」
そうしてあいつは笑顔でその場から離れていった
マダ(…はぁ。全く。とんだ奴が仲間になったな。)
俺はフッと笑うと食堂に行きたいと思いながら扉を開けた
ヴ「よ!待ってたぜ!さぁ食ってくれ!」
笑顔で差し出されたオムライスはメチャメチャ美味かった
ホラーは皿が山積みになるぐらい食べてた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
一方その頃イリーナ達は
フ「んー!イリーナちゃんの作ったお好み焼きメチャメチャ美味しいyo!」
イリ「ホント!?よかった!」
お好み焼きをみんなに振舞っていた
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誰か一緒に声劇やりませんか?グリムさんの企画してるものなんですが良ければどうぞ!
腕(ホラーside)微グロ→←秘密の隠れ家(マーダーside)
32人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» (´∀`)ですな(悟り) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - そしてしばらくネタ会話が続くのであった…(悟り)← (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» じゃあ奥さんっすね(^^)(ネタです) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - 闇鍋ソースさん» うち女でっせ(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» 多分察しの通りでっせ旦那(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ