消毒(最後の方マネーside) ページ46
イリ「いった!あちゃー…」
切っていた時うっかり指を切ってしまった
それもかなり深いようでダラダラと血が流れ出た
マネ「ん?あーこりゃまたざっくりやっちまったな。」
イリ「ど、どどどどうしよう!」
マネ「heh。こんな事もあろうかと絆創膏を用意しといたぜ。」
イリ「準備凄!」
マネ「だがまぁ生憎消毒できるもんがないんでねぇ…あ、そーだ。手、上にあげな。血止めるから。」
マネーはそう言うと私の腕を上にあげた
イリ「それでどうするの?」
マネ「こうすんのさ。」
マネーはそう言うと私の指をしゃぶった
イリ「なっ!なにして!?」
マネ「消毒できる物がない時はこうすんのが一番だ。」
マネーは私の指を舐めながら意地悪そうに笑った
イリ「えぇ!?でも…んっ…」
イリ(す、吸ってる!私の血吸われてる!)
マネ「なになに?感じちゃってるわけ?」
ニヤニヤしながらマネーは尚しゃぶる
イリ「か、感じてなんか…!てゆうか感じてるって何?」
そういった途端マネーは盛大にずっこけた
マネ「しっ、しらないんか!」
イリ「知らないよ。あ、血止まったみたい。ありがとう。あ、絆創膏頂戴。」
マネ「はぁ…ちぇっ。はいよ。具材は切れたみたいだし後は混ぜて焼くか。…これ以上やると邪魔者達が来そうだしここら辺にしとくか…」
イリ「邪魔者?」
マネ「あーもー。いいから早く終わらせよーぜ。」
イリ「?はーい。」
そこからは早かった
混ぜている時力が必要になる所はマネーが後ろから手を貸してくれた
焼く時は火は危険なのでひっくり返すのは重くて難しいし、コンロまで背が届かないのでマネーにやって貰った
シェフになりたいのは本当のようで混ぜる時もひっくり返す時もプロの手つきだった
マネ「はい。イリーナちゃんお皿とってー。」
イリ「はい!」
マネ「ん。サンキュ。よっと。」
マネーは手際よく皿をフライパンの上に乗せるとパッとひっくり返した
フライパンをあげるとそこにはふっくらとしたお好み焼きがあった
イリ「ほわぁぁ!」
マネ「いっちょ上がり。ってね?」
イリ「凄い凄い!流石マネー!」
マネ「さ、すぐに夕食になっちまうからみんな集まる前に全員分作っちまうぞ。」
イリ「うん!」
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イリ「出来たー!」
マネ「よし。んじゃテーブルに並べてきてくれ。」
イリ「はーい!」
そう言ってイリーナちゃんはキッチンをあとにした
マネ「はぁ…調子狂うなぁ…」
オレは手で舌を触りながら彼女の顔と血の味を思い出し、顔を赤らめた
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闇鍋ソース - まりもっこりさん» (´∀`)ですな(悟り) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - そしてしばらくネタ会話が続くのであった…(悟り)← (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» じゃあ奥さんっすね(^^)(ネタです) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - 闇鍋ソースさん» うち女でっせ(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» 多分察しの通りでっせ旦那(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
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