ハプニング(ナイトメアside) ページ37
全ては計画通りに進んでいる
コイツを捕らえ、人質にし、インク達をおびき寄せて完膚無きまでに叩き潰す
そうすればコイツは自然と絶望し、こちら側へ堕ちてくれる
そしてその手で大切にしていた筈のインク達でさえその手にかける
あぁ、何という矛盾、何という悪夢
それこそが俺の楽しみだ
イリ「う…あああああ!」
サ「イリーナ!」
ナ(来た!)
イリーナのソウルが完全に闇に染まった瞬間
イリーナは痛みからか叫び出し、ソウルがバチバチと電気のように黒い雷を放つ
ナ「遂に成功したか!いいぞ!そのまま堕ちて堕ちて闇一色に染まれ!そうすればお前はこちら側の仲間入りだ!」
嬉しさがこみ上げるあまり、俺はそう叫んだ
しかし、ここで思わぬ事態が起こった
ナ「!?あっ…」
突然木が大きく揺れ、思わず俺はイリーナを離してしまった
ナ「あっ!くそ!何事だ!?」
下を見るとそこにはあの黒いやつ…バグが湧いて出ていた
それも運の悪い事に数匹はあの巨大な奴だ
イリーナの体は幸いにもバグがクッションとなり無事だったようだ
ナ(あ、あっぶね…死んだかと思ったぜ…ってそんな事考えてる場合じゃねぇ!このままじゃあいつらに取り殺される)
コイツが死んだら今までの計画全部パーだぞ!
俺は急いで木から飛び降り、イリーナを回収しようとした
…が
ナ「うぉっ!?」
どうやら木の上から見ていたより数が多かった様だ
そこら中うねうねした触手のバグだらけでしかも前見たやつより幾分か高い
パピルスくらいの身長なら普通に超えている
ナ「畜生!マーダー!キラー!エラー!ホラー!そっちはどうだ!」
マダ「雑魚だがここまで多くなるときりがない!」
キ「うぅ…これからトドメだっていうのに邪魔だよ!」
ホ「こいつらくえねぇしな。」
エ「クッタノカ…」
エラー達も戦っているようだが思った以上に数が多くてこちらに来れないようだった
ナ「クソ…!しまった、イリーナが!」
思い出してイリーナの方を向くともう既に巨大なバグがイリーナを触手で掴みどこから出たのか大口を開けて食らおうとしていた
ナ「させるか…ってがっ!」
イリーナの方へ行こうとしたが、壁のようにバグが群がり前に進めない
ナ「ああクソ!邪魔クセェんだよ!」
そう言った途端バクンと嫌な音がした
顔を上げるとあの巨大なバグが自らの触手をくわえていた
ナ「くそっ…遅かったか!」
向こうでインク達がうるさく喚いていた
これで計画は全てパーか…
諦めかけたその時
巨大なバグは一瞬のうちに爆散した
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闇鍋ソース - まりもっこりさん» (´∀`)ですな(悟り) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - そしてしばらくネタ会話が続くのであった…(悟り)← (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» じゃあ奥さんっすね(^^)(ネタです) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - 闇鍋ソースさん» うち女でっせ(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» 多分察しの通りでっせ旦那(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
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