次こそは(マーダーside) ページ28
スノーディンのどこか深い森の中
そこで俺達戦いに敗れた闇auは休んでいた
そんな中で俺は一人隅の方で座っていた
あの時、人間の女を捕まえる作戦が失敗し、やむ終えずあの場を逃げざるおえなかったことが悔しくて仕方なく、その日から俺は機嫌が悪かった
ホ「おいおいマーダー、まだ一回負けただけなんだからそう不貞腐れんなよ。」
マダ「うるせぇ。今は一人にさせてくれ。」
心配して話しかけてきたホラーに俺は少しきつく当たってしまった
少し悪いとも思ったが謝罪の言葉は口から出なかった
キ「一人にしてやんなよホラー！あれだけのEXPを逃したんだ。落ち込むのもわかるよ！ほら！魚がいい感じに焼けたよ！」
ホ「魚！」
キラーが炊いた炎で作った焼き魚を見るや否や、ホラーは目にも留まらぬ速さでキラーの方に突っ込んで行った
お陰で静かになった
あの人間…
アイツが只者じゃ無いのはエラーやナイトメアがボコされたのを見てわかった
でも…なんで逃げなくちゃいけなかった
なんで俺達が負けて尻尾巻いて立ち去らなきゃいけない
もう少しやれば…
悔しさが増すと同時にギリギリと歯軋りをし、服をこれでもかと言うくらい握り締める
その度に俺の殺意は増していく
次は負けない
負けるわけにはいかない
俺の世界の人間を殺すためにも絶対に…
エラ「オイマーダー。悔シガッテルトコ悪イガ次ニ向ケテノ作戦会議ダ。」
マダ「あ？…あぁ。わかった。」
エラーにそう言われ、俺はその場から立ち上がり、みんなの元へ向かった
ナ「よし。マーダーも来たな。そんじゃまた次の作戦の為に会議するぞ。」
ナイトメアが炎の前で手を叩いた
マダ「なぁ、聴きたいんだが、あの人間はそこまでして捕まえる利用価値があるのか？」
会議が始まる前に俺はその事を質問した
前の作戦を始める前から気になっていたが強いとは言えどアイツが俺たちの方に下るとは思えない
するとエラーが笑いながら言った
エラ「アァ。アイツハ使エルサ。決意ニモ勝ル力ヲ持ツソウル。使エナイ訳ガナイ。」
ナ「それにあいつと対峙してわかったが、あいつは希望と同時に絶望をソウルに宿している。アレを上手く利用できればあいつはこちら側に容易く引き込める。前回の作戦が失敗したのは単に情報が不足していたからだ。俺達の実力が足りなかった訳じゃ無い。だから気にするな。マーダー。」
ナイトメアにまでそう言われ、俺はそっぽを向きつつも先程までの機嫌の悪さは少し消えていた
ナ「さ、作戦会議に戻るぜ。今回は絶対に負けない。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 32人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» (´∀｀)ですな(悟り) (2018年7月11日 16時) (
レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - そしてしばらくネタ会話が続くのであった…(悟り)← (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» じゃあ奥さんっすね(^^)(ネタです) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - 闇鍋ソースさん» うち女でっせ(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» 多分察しの通りでっせ旦那(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
