検索窓
今日:23 hit、昨日:3 hit、合計:27,479 hit

撃破 ページ20

「おぉぉぉおぉぉ!」

イリ「ッ!」

気付くと私はまたあの不思議な姿になってマスタードを襲おうとしていたバグの触手を切っていた

マ「イリーナ!」

少し驚いたけど今はそんなこと考えてる暇はない

イリ「もうこれ以上みんなを傷つけるなら、私が許さない!」

私は武器を構え、バグを睨みつけた

「おぉぉ!」

それでもなお襲って来るバグに私は高く飛んで触手を避け、武器を回しながら触手を弾きながら近付き、バグを一刀両断した

イリ「はぁ!」

「タ……オ………ン………ォ」

バグは真っ二つに割れ、そのまま湖の奥深くへと沈んでいった

グ「殺ったか!?」

マネ「…湖に波紋は見当たらない。もう浮かんで来ることはないだろうな。」

イリ「よ、よかったぁ…」

その言葉に安心し、私はその場にへなへなと座り込んだ

エ「大丈夫か?」

イリ「あはは…腰が抜けちゃって…」

マ「たくしょうがねぇなイリーナは。よぉし俺が家までおんぶしてってやるよってガハァ!?」

グ「お前はさっき手を繋いだからいいだろ。俺様がやる。」

エ「サンズ、お前は私と一緒にこのまま調査だ。」

マ「えー!?そりゃ無いぜぇ…」

エ「つべこべいうなぁ!おらさっさとこい!マネー、後は頼んだぞ。くれぐれも手を出すな。何かしたら殺すからな。」

マネ「オレの信用低くね?」

グ「安心しろ。そんなことする前に俺様が殺す。」

マネ「辛辣すぎてお兄ちゃん泣くよ?いいの?」

グ「黙れ。さっさと行くぞ。」

エ「じゃあな。ほらこい!」

マ「嫌ダァ!」

そんなこんなでマスタードはエッジに引きずられながら奥の方に向かった
それと同時に私の姿も元に戻った

イリ「あ、戻った。」

グ「ほら、乗れ。」

イリ「うん。ありがとね、グレープ。」

私は背中を向けるグレープの肩に手を掛け、背中に乗った

イリ「重く無い?」

グ「これくらい朝飯前だ。余計な心配はするな。」

イリ「うん。わかった。」

マネ「男らしいねぇ?カッコいいぜ兄弟。」

グ「…フン。」

グレープは鼻を鳴らして澄ました顔をしたが、満更でも無いようで顔をほのかに赤く染めていた

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

「ハァ…やられちゃったか…もう少し強度を上げるべきかなぁ?ま、彼女が相手じゃ仕方ないかな…おや…あぁ、面倒なことをしてる奴がいるな…これは少し、手を打ったほうがいいね。」

誰にも気付かれず悟られず
黒のローブを羽織った男は一人そんなことをつぶやくとその場からスッと姿を消した

研究室(インクside)→←湖の巨大バグ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (17 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
32人がお気に入り
設定タグ:undertale , AU , 愛され
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

闇鍋ソース - まりもっこりさん» (´∀`)ですな(悟り) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - そしてしばらくネタ会話が続くのであった…(悟り)← (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» じゃあ奥さんっすね(^^)(ネタです) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)
まりもっこり(プロフ) - 闇鍋ソースさん» うち女でっせ(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: 43875e0d83 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - まりもっこりさん» 多分察しの通りでっせ旦那(^^) (2018年7月11日 16時) (レス) id: f2adfe96a0 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:闇鍋ソース | 作者ホームページ:http//  
作成日時:2018年6月18日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。