信じる心 ページ16
「どちらにしろこいつには仕置きが必要だ。退け。さもなくば貴様も痛い目を見るぞ。」
イリ「ッ…どかない…」
「大した根性だな…一体それほどの思いがどこから出てくるのか…」
イリ「どかないよ…だって…私は…<信じてるから>!」
「っ!?」
その言葉と共にイリーナの瞳は強く銀色に輝いた
瞳には一切の穢れが無く思いというと思いが込められていた
(コイツ…)
「…自らの死よりも駄犬を優先するとは…怖くないのか…この鋭利な骨を突き付けられても尚私のことが…」
イリ「うん。だってマスタードのことを守れたならそれでいいもの。それに、あなたが私のことを攻撃しないって心から信じてたから。怖くはないよ。むしろとってもかっこいいとすら思っちゃったよ。」
「っ!」
(なっ…こいつ…本当に…)
スケルトンは素直にイリーナのことを愛しいと思っていた
自分はいつも冷徹な独裁者と恐れられ、周りにほかのモンスターはほとんど寄り付かなかった
こんな自分を前にしてもこんなに恐れないのはイリーナが初めてだった
スケルトンはイリーナを前にしてつい笑ってしまった
「ククク…ハハハハ!冷徹な独裁者と恐れられたこの私を前にしてそんなことを言うのはお前が初めてだ!いいだろう。お前に免じてそいつのことは許してやろう。感謝するんだなサンズ…」
マ「よ、よかったぁ…」
イリ「やったねマスタード!そうだ。あなたの名前は?」
エ「エッジだ。よろしく頼む。」
イリ「うん!」
イリーナとエッジは軽く握手をした
エ(ぅ…今になって気づいたがコイツ可愛すぎやしないか?無意識に手元に置いておきたくなる…)
イリ「どうしたの?」
エ「いっいや、何でもない…」
イリ「フフフ…顔が赤いよ!」
エ「なっ…すっすまない…少し顔を逸らしていてもいいだろうか…」
イリ「?別にいいけれど…」
エ(何だこやつは!天使か!?天使なのか!?それとも私をたぶらかす小悪魔…)
イリ「エッジは背が高いから今度肩車して!きっと楽しいよ!」
エ(いや、天使だな。)
そんな雑談を繰り返していた時遠くから声がした
「おーい!僕を置いていくなよエッジ!」
「もしかしてもうばてているのか!?この崇高なるサンズ様を見習いもっと自分を鍛えろ!」
「別にばててないし。そんなんだからロイヤルガードにも入れないんだよ。それにいつも全力じゃいざという時戦えない。今は温存期間なんだよ。」
二人のサンズが歩いてきた
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鈴(プロフ) - 面白いですね=)どうでもいいけどイリーナって聞くと…どうしてもビッチ先生の幼少期の頃の姿と重なる…w (2019年6月20日 19時) (レス) id: 83fb9e2c17 (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - レイラさん» コメントありがとうございます!さぁどうでしょう?そこはストーリーを見てからのお楽しみということで! (2018年6月19日 22時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 〈続き〉メイリンと小夜ちゃんは戦闘シーンがカッコイイので(#^.^#)続きが楽しみですー!応援してますよ!! (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
レイラ - 《絶望のソウル》が目を覚ますってことはイリーナちゃん!!闇落ちしちゃうってことですか!!?闇落ちしたイリーナちゃんはかっこいい姿をイメージしてしまいます!アニメキャラにたとえるなら黒執事のメイリンやblood-cの小夜ちゃんみたいな感じでしょうか!? (2018年6月19日 21時) (レス) id: 1ec2afeb3d (このIDを非表示/違反報告)
闇鍋ソース - ベルフェゴールさん» アンケートご協力ありがとうございました!なるほど、ヘルプは敵にもってこいですね! (2018年6月19日 17時) (レス) id: 92a13e267b (このIDを非表示/違反報告)
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