◇ 86 : 殺人未遂？ ページ37
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放課後、伊藤と一緒に帰ろうと玄関に向かうと、何やら下駄箱に上靴を投げつけて、伊藤の声も聞かずに外履を持ったまま履かないで出て行ってしまった三橋を見つけた。
「 三ちゃん何かあったのかな … 」
「 なんだろうな … 」
「 あ、A！伊藤ちゃんも！三ちゃん知らない？ 」
「 なんか今、血相変えて飛び出して行ったけど 」
「 あれ、何だろうこれ 」
三橋が片付けずに置いて行った上靴を拾っていると、その近くに何か破かれた紙が落ちているのに気向いたA。拾って見てみるとそれは理子宛の今井からのメッセージで “ 野原公園トイレ前で待ってます ” とのことだった。
「 これ理子宛じゃない！ 」
「 まさか三ちゃん、これ見て … 」
「 … まずいな、なんか嫌な予感しかしねぇ 」
「 早く行きましょ！ 」
「 うん！ 」
嫌な予感しかしなかった3人は、急いで三橋を追いかけるようにして野原公園へと向かった。書いてあった通りにトイレに入れば、バットを持って出てこようとしている三橋と遭遇する。
「 うぉっ、お、脅かすんじゃねェ、！ 」
「 ひっ … ！ 」
「 さっちゃん見ちゃダメ！ 」
「 っこの人、死んでるの … ？ 」
「 … なんか、っぽいん … だよねぇ … 」
「 おめぇなんて事すんだよ …… ちょっとは加減しろよ！！ 」
「 バッキャロ何で俺のせいにすんだよ俺じゃねぇよ！！ 」
「 … で、でも三ちゃん、そのバット … 」
必死に否定する三橋に、伊藤の腕の中から震えながらも三橋が持っているバットを指差すA。そこには倒れている人の血であろうものが付いていて、三橋も気付いていなかったのか、「 うぉぉ！？なんだコレェ？！！ 」と驚いていた。
「 だ、第一、動機がねぇ！ 」
「 三橋 … お前は動機がなくても
これくらいのことはやる男だ 」
「 えぇ … ？伊藤くんって僕をそんな風に見てたのかい … ？ 」
「 三ちゃんのバカ！
どうしてもっと計画的にやらないのよぉ！ 」
「 理子 … 」
泣き出してしまった理子を、伊藤の腕の中から離れて抱きしめてあげるA。必死に誤解を解こうとする三橋だったが、完全に信じ切ってしまっている3人には全く効果はなかった。
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◇ 87 : 本当に三橋なのか→←◇ 85 : いつもと違う朝
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美紀 - 今日俺見てから伊藤健太郎さん大好きになりました最高ですなりました最高です (2019年8月6日 18時) (
レス) id: a31ea93868 (このIDを非表示/違反報告)
みに(プロフ) - 優衣さん» めちゃくちゃ恥ずかしい間違いをしていたようで自分でも笑ってしまいました…、(笑) ご指摘ありがとうございます！頑張ります^^ (2018年12月30日 21時) (レス) id: b7f7b4b60d (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - 主人公の父から目をそらさずに、、が主人公の乳から目をそらさずにになってて思わず笑ってしまいました笑 更新楽しみにしています！ (2018年12月30日 21時) (レス) id: 6aecb5f766 (このIDを非表示/違反報告)
みに(プロフ) - 優衣さん» コメントありがとうございます！ついにゴールインしました〜！なるべくたくさん入れていこうと思っています！宜しくお願いします^^ (2018年12月30日 14時) (レス) id: b7f7b4b60d (このIDを非表示/違反報告)
優衣(プロフ) - ついにゴールインですね！笑 伊藤くんと京ちゃんみたいなベタベタな絡みが見たいです)^o^( (2018年12月28日 0時) (レス) id: 6aecb5f766 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みに | 作成日時：2018年12月21日 0時
