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樹が連れてきてくれたお店はカウンターしかないお店だった
厨房から黒い男の人が顔を出した
桐「おう！樹！いらっしゃい〜」
樹「お、今日は桐山の日か」
桐「せめて、くんかさんをつけろや！って彼女かぁー？樹やるやん！」
樹「今はまだ違うけどな」
「知り合い？」
樹「あ！こいつ桐山！めっちゃいいやつ！」
桐山さんは軽く手を上げニコッと笑ってくれた
桐「ほいで？何にするん？」
樹「俺は味噌坦々と餃子」
桐「彼女さんは？」
「いや、彼女ではないんですけど…チャーシュー麺で！」
はいよーと元気よく厨房の奥へ戻っていく
樹「いずれ彼女になるんだから否定しなくたっていいじゃん」
「なるかね？」
樹「Aは俺の嫁さんになるの！」
「考えとく笑」
ブーブーいいながらお冷を渡してくれる
さりげない優しさが嬉しい
樹「旅行中なんかあったらすぐ言えよ？」
「別に迷子とかならないし」
樹「そうじゃなくてさ…北斗ってやつの所だろ？」
「会わないよ。どうせ」
樹「そうだといいけど」
うん、会わないよ
会わない方がいいのはこの間身に染みて感じたじゃん
けれど胸の奥で揺れ動く気持ち
ボーッとお冷の氷が溶けていくのをみているとラーメンが運ばれてきた
桐「はいよ！彼女さん！お待ち！チャーシュー1枚サービスしといたで〜」
「ありがとうございます」
桐「樹のはこっちな〜いつも通り味噌濃いめで！」
樹「お！サンキュー！」
桐「伸びんうちに食べるんやで！」
2人で手を合わせて食べ始める
「ん！美味しい！」
樹「だべ？ここ俺の行きつけ笑」
「これはハマる」
樹「Aのも一口ちょうだい！」
「ん。いいよ」
器ごと樹へと移動させる
樹「俺のも食べてみる？」
「いいや。味噌あんまり得意じゃない」
樹「じゃあ俺はいただく！」
ズズッとラーメンを啜った勢いでチャーシューを一枚食べる樹
「なんでチャーシュー食べんの！」
樹「一枚サービスしてもらったじゃん！」
「そうだけど一口って麺とスープって決まってるでしょ！」
樹「じゃあ返すよ」
と口の中からチャーシューを出そうとする樹
「咀嚼した後のチャーシューはいらない！」
樹「うーん。チャーシューもうめぇ」
「まだ私食べてないのに…」
樹「ごめんて。餃子一個あげるから」
チャーシューの代わりに餃子を一つ乗せて私の元へ返してくれる
「うん、餃子も美味しい！」
樹「これでおあいこねっ」
「…許す」
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myu(プロフ) - yuikoomiさん» ありがとうございます^_^ ワクワクをこれからも届けたい形で届けられるように精進しますm(_ _)m (2022年12月9日 23時) (
レス) id: f93ec09f27 (このIDを非表示/違反報告)
yuikoomi(プロフ) - このお話大好きです。早くくっついて欲しいけど、焦ったい感じもいいなぁとか。一波乱あるのかな。毎日ワクワクしています。 (2022年12月9日 21時) (レス) id: 976cdd6db6 (このIDを非表示/違反報告)
myu(プロフ) - 3〜5ページ抜けていたので追加しました。失礼しました。 (2022年12月6日 8時) (レス) id: f93ec09f27 (このIDを非表示/違反報告)
myu(プロフ) - kurumikan212さん» ジャニーズWESTの曲名です！ アンジョー→うまく と言う関西弁でうまくやりなさいと言う意味です^_^ (2022年12月1日 15時) (レス) id: f93ec09f27 (このIDを非表示/違反報告)
myu(プロフ) - ペンギンとバタートースト。さん» 拙い文章ですが、これからもよろしくお願いします^_^ (2022年12月1日 15時) (レス) id: f93ec09f27 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：myu | 作成日時：2022年11月30日 23時
