Story99 ページ2
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(人2)「うっわ…めちゃくちゃ混んでる」
あ「凄いねこの混みぐわい…」
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次の場所への移動中、人が多くて歩くのが精一杯。
こんな所ではぐれたら一生皆と会えない気がしてきた…――
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裕「こっち!!こっち!!」
あ「え…ちょっと…待って!」
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こんなウチの声もむなしく、皆はどんどん行ってしまい
ウチが着いたのは人通りの少ない細道。
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あ「はぐれちゃった…どーしよ…」
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こんな場所来たことない。
帰りどこに行けばいいのかも分からない。
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あ「でもまぁ…いっか…―――」
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あのまま皆と行動したって、
楽しい事なんて一つもない。
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あ「今日…来なきゃ良かったな…」
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来なかったら
こんな辛い思い…―――
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「そんな事言うなよ」
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後ろから聞こえた
一番望んでいた声。
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あ「涼介…―――」
涼「お前が来なかったら…つまんねーだろ」
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何で涼介はいつも
そーゆー事言うのよ。
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ますます忘れられないじゃん。
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あ「ウチが居なくたって変わんないでしょ…」
涼「変わるに決まってんだろ。
お前の事好きなんだから」
あ「!!///」
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涼「あ、デレた」
あ「デレてない!!」
涼「お前ツンデレだよな」
あ「うるさいこの俺様!!」
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やっぱり
涼介と居る時が一番楽しい。
侑李と居る時よりも…―――
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涼「つーか戻るぞ。侑李がめちゃくちゃ心配してた」
あ「……―――」
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戻りたくない。
まだ涼介と二人で居たい。
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あ「やだ…―――」
涼「え?」
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あ「涼介と二人で居たいの…――」
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やっと言えた…―――
ウチの気持ち。
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涼「じゃぁ…―――
デートしよっか」
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ラッキーアイテム
革ベルト
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涼桜 - 泣きました〜〜 これ以上イイ作品なんて見たことないです (2016年7月30日 21時) (レス) id: 515098b5d3 (このIDを非表示/違反報告)
はんな(プロフ) - はじめまして。めっちゃ感動してボロ泣きしました!応援してます! (2013年1月25日 23時) (レス) id: a0454bac86 (このIDを非表示/違反報告)
薮光☆ユィナ - やまちぃさん» 泣いてくれたんですか!?ありがとうございます(≧▼≦)新作も頑張ります!! (2012年8月14日 13時) (携帯から) (レス) id: 3974331966 (このIDを非表示/違反報告)
やまちぃ - 大号泣しちゃいました;;
本当に面白かったです^^/
新作も頑張ってください!!
応援してます!! (2012年8月14日 2時) (携帯から) (レス) id: 698ed81934 (このIDを非表示/違反報告)
きぃ仔(プロフ) - お疲れ様です^^ 藪光☆ユィナさんの小説最高です!! 又新作待ってます^^ (2012年8月11日 21時) (レス) id: 092b9a5b80 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:薮光☆ユィナ | 作成日時:2012年8月9日 23時