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「…はい?」


私は瞬きをして、目の前で真剣に私を見る彼に問った。


いやいやいや…そりゃ、普通褒められたら“ありがとう”でしょ!!


お礼返さなかったら嫌な奴って思われるからね?!


それに…こんなこと、常識でしょ?!


私が脳内で彼に対し不満を列挙していると、再びでこぴんを食らわせる。


「まだ解んねーのかよ、バカ。褒められてんじゃねーよ。お礼返してんじゃねーよ。

確かにお前の声は可愛いと思うぞ?…だけど、それを聞けるのは俺だけでいいんだよ!」


ダンダンダン、と俯き壁を拳で叩く俊介。


その姿はまるで試合に負けて、悔しがってる選手のようだ。


「…え?あ、あのー…」


私はどう対処したらいいのかわからなく狼狽。


それってつまりは…独占ってことですか…?


「放送ってことは、お前の声を全校生徒に聞かせるっつーことだろ?

…お前のその可愛い声を。例えば…そうだな、こんな」


そう言って俊介は私の首元に顔をうずめ、舌先でペロリと舐める。


「ぎゃんっ///」


思わず出る、変な声。


その声を聴いてニヤリと笑う彼。


それを見てしまった…と思う、私。


「…可愛い。そんなことされたら…俺、耐えらんね―から…」


ギュッ、と私を抱きしめる彼。


…あれ。これって…世にいう嫉妬ってやつですか…??


というか私、「入る」って決めたわけじゃないのに…何か入るってノリになってません?!


…それでも一応、聞いてみることにする。


「…もし、入った場合には」


「お前と別れる。別に寂しくなんてねーし」


そう言いながら、腕に力を込める彼。


…とかいう割には抱きしめてますよね。


本当は寂しいんじゃないんですか??


「…解った…入らないでおいてあげるよ」


私はクスリと笑って、彼の頭を撫でた。


…しかし。


「何で上からなんだよ、オメーは」


彼はサッと顔を上げ、ギンと睨みつけてきた。


「えっ?!」


何か…少し理不尽です。


*委員会編 END*

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設定タグ:短編集 , ドS , ツンデレ   
作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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華乃夜*ホムペ見.(プロフ) - フュンフ=ズィーベンさん» うん(笑)なんか私の好きな人に似てるんだけど(笑)これこそあれだ。うけるー(笑) (2014年1月31日 21時) (レス) id: 48c3a584ee (このIDを非表示/違反報告)
バランス - フュンフ=ズィーベンさん» フィーアですか!四番もカッコいいですよね! (2014年1月17日 18時) (携帯から) (レス) id: 69fe166d6a (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ=ズィーベン(プロフ) - バランスさん» ですよね!!日本にも取り入れるべきです(( 一番好きなのは〜…フィーアかなぁ…?です。アインスもカッコいいですよね! (2014年1月16日 17時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)
バランス - ドイツ語何気カッコいいですよねwアインツ(一番)が好きです← (2014年1月15日 17時) (携帯から) (レス) id: 69fe166d6a (このIDを非表示/違反報告)
フュンフ=ズィーベン(プロフ) - バランスさん» マジですか…今ウィキペディアみたら書いてありました!これ、アンドロマリウスの影響なんです…ドイツ語の数体系ですよね((( マジですか、大丈夫ですよ!b (2014年1月14日 19時) (レス) id: 9333c965f2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2013年12月5日 19時

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