実はマネもう一人いるんだよ【梟谷】

#24　配膳 ページ26

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伝言も伝えられたし、任務完了!!って思ってたらすぐそこで研磨さんととさかさんと遭遇した


『!!…研磨さん！』


孤「あ、梟谷の瀬戸さん。
別に敬語じゃなくていいよ。上下関係とかあんま好きじゃないし…」


上下関係…？




『……あの、私タメなんだけど…』



「「ｴｯ…」」


『え、』


なんか雰囲気的に一年って思われてるかな〜って思ってたけどマジですか


黒「え、梟谷のマネージャー去年は二人だったからてっきり今年入ってきた新入部員だと思ってた」


孤「うん、俺もてっきり一年生かなって。。。同い年なら呼び捨てしていい？」


『ああ、全然大丈夫
多分勘違いされてるんだろうなって思ってた』



その場の流れでそのまま食堂まで一緒に向かった



食堂にはマネージャーの皆さんと作ったご飯の匂いが充満しててまさに幸せ空間って感じ


配膳形式で料理の鍋の前には長い列が出来てた


これ、私も手伝った方が良いよね


『…じゃあお風呂上がったらゲームしに行くね』



孤「うん、色々用意して待っとくよ」


なんやかんやでゲームという共通の趣味があったからだいぶ打ち解けられたと思う


……たぶん、ね



『……あ、宮ノ下さん
つぎわけ代わります』


宮「ほんと〜？ありがとー！」


配膳を私にバトンタッチすると、宮ノ下さんはまた他の仕事をしに何処かへととんで行ってしまった


働き者だなぁ。。


感心しながらも、私も私でつぎわけをしていたら匂いに誘われるようにぞろぞろと人が食堂に集まり始めた


中には青城と稲荷崎の姿もあって少し安心



ただ稲荷崎のツインズはなんだかｼｭﾝとしていて、部屋で喧嘩していたときの威勢はもうどこにも見当たらなかった



おおかた誰かにこてんぱんにやられたのだろう


御愁傷様です



私も私でつぎわけをてきぱきと進め、予定より少し早めの夕食が始まった


音駒の猫又監督がなんか、ありがたいお言葉を言ってからの夕食だったからお腹ペコペコ



事前に少し減らしておいた料理を大事に口へと運んだ


まぁもし他の部員たちと同じ量食わせられたらリバースしちゃう



ぶっちゃけ木兎さんとかおかわり行く人見たらどんだけ胃袋ブラックホールなんだってききたくなる

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