実はマネもう一人いるんだよ【梟谷】

#20　烏野 ページ22

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真子さんが音駒を部屋に案内すべく行っちゃったから、炎天下の中ひとりぼっち。


あと何校だっけ？


もうイツメンは来てるらしいから、あと今年加わる三校だよね


なんだっけ、烏野と青葉なんとかと、稲荷崎だっけ？



監督の話薄らにしか聞いてなかったから全然覚えてないや


孤爪さんとID交換のためだけに持ってきたゲーム機を取り出して、暇を潰した。



数分すると音駒同様駐車場にバスが止まり、中から黒ずくめの集団が降りてきた


なんかガラの悪い人がチラホラいるけどジャージの色的に多分烏野だよね


『……遠りょ遥々お越しいただきありがとうございます。(……セーフ)』




「「「「「(……噛んだな)」」」」」




澤「いえいえ、こちらこそ貴重な練習機会をありがとうございます。よし、皆せいれつ！」


やっぱり挨拶はどこも共通っぽい


よろしくお願いしますじゃなくて、しあーすだったよ



田「じょ、女子マネ…」


菅「コラコラ〜田中と西谷見すぎだ
マネさん困ってるだろ〜？」


え、私が困ってる？


ただ夕飯でなすびでてきたら嫌だな〜って思ってただけだよ



『……ま、部屋まで案内します。
えっと、男子の方々の部屋をまわってからマネさん達の部屋で良いですか？』


清「はい、全然大丈夫です。」


ぅわ、すごい美人さん。


もう一人のこも小動物みたいで可愛いなぁ


田「女子の部屋を覗けるｯ！！」


日「じょ、女子の部屋！？」


澤「なわけないだろ。
ほら、さっさと行け!」


さっきから思ってたけどあの坊主の人元気だね。


やっと室内に戻れるわけだから、少しでも堪能しようとちょっぴり遅く歩いた


あー、涼し


『…ここが皆さんの部屋です。』


「「「おぉ！」」」



いかにも元気組が部屋のなかに飛び込んで色々確認してたのちょっと可愛かった



ついでに主将さんに体育館と食堂の場所をしっかり伝えれた私有能。


『じゃあ、次はマネージャーの方案内します。着いてきてください』


案内中の無言がくそ気まずかったから自己紹介した


清「私は清水潔子三年です
よろしくねﾆｺｯ」


うわー心臓に悪いわー

美人の笑顔とか核兵器じゃん


谷「や、谷地一花です！！
一年ですけどよろしくお願いしゃすっっ！」


かわい


なんか一番身長近いから親近感わくわ。


『はい、ここがマネズの部屋です』


あいにく中には他のマネさんはおらず、綺麗に整理された荷物が並んでいた


清「ありがとう！」


『いーえ〜』

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