実はマネもう一人いるんだよ【梟谷】

#18　マネズ ページ20

・


全然寝そうにない木兎さんと私の間に挟まれた赤葦が流石にそろそろ起きてしまいそうだったため、木兎さんに羊を数えさせてなんとか眠らせた


羊しか勝たん


で、気づけば私も眠っていて起きたときには埼玉県に到着済み


監「おーい、もうちょいでつくから起きてないやつ起こしてやれ〜」


前の席から監督の声が聞こえてきて、私は隣の赤葦を起こした


『はよ』


赤「……おはよ」


『もう着くって』


赤「んー…」


まだ少々寝ぼけた様子の赤葦を横目に窓の外をみると緑が増えてきた気がする


埼玉って都会じゃないとこあるんだ…


そこからおんなじような景色が続いてものの数分で森然高校に到着した


既にいくつかのバスが止まっていて校門前には森然高校のマネージャーと思われる方が…


滝「遠路遥々お越しいただきありがとうございます！」


赤「いえ、今日から2日間よろしくお願いします」


「「「「しあーす！！」」」」


整列を済ませ、部屋に案内するということでマネと選手とで別れた

滝「はい、ここがマネージャーの部屋だよ」


案内された部屋はかなり広くて、既に到着していた二つ結びのマネさんが荷物整理をしていた


宮「あっ！かおりちゃんに雪絵ちゃん久しぶり!!」


白「英里ちゃんだ〜」


去年も一緒に合宿したのかな？


盛り上がる3人を微笑ましく思いながら重い荷物を下ろす


宮「あっ！もしかして新しく一年生のマネちゃんはいったの？？よろしくね！」


一年生……


予想はしていたがやっぱり一年と間違われるみたい


まあ、今回参加するのが初だからね


雀「違うよ〜Aは二年生で去年からいたけど遠征とかに参加するのは初めてなんだよ」


宮「えっ！！そーなの！
ごめんね一年って勘違いしてた！」


『……いや全然』


宮「私、生川の宮ノ下英里です！
ひとつ年上だけど全然気軽に呼んでね!」


『あ、瀬戸Aです』


滝「私は大滝真子。同じく三年よろしくね！」


無愛想ながらも他のマネさんと挨拶を済ませて、マネ業を始めた


私の担当はこれから来る学校の出迎えを真子さんと


こんな無表情人間が出迎えってダイジョブそ？


ーーーー
長い間更新できなくてごめんなさい！

テスト期間で少しお休みしてましたが、今日から更新再開させます！

よろしくお願いします！


※ハイキューの原作内では梟谷グループのマネズの学年は明確になってないんですけど、分かりにくいので全員三年にさせてもらいます！

#19　交換→←#17　いざ出発

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す