111話(nqrse) ページ23
「…え、っと…？」
怪訝な顔というのが相応しい彼女の表情に笑い、大股で近づく
同じ傘の下に入りその主導権を奪うと、その反動で揺れた傘から水滴が落ちた
それがキラキラと瞳に反射していて
nqrse「……お前まじでかわいいのな」
「…は」
nqrse「ほら、アイス溶けちゃうから帰るよ」
「あ、うん…いや、じゃなくて。え、なに、どういう」
nqrse「どういうって？」
「…す、す、………き、って…」
nqrse「は？言葉のままだけど？」
「…言葉のままって言うのは…」
nqrse「言葉のままは言葉のままだろ」
「…。じゃあ、私も好きだよって返したらどうなるの？」
nqrse「そんなんこのままホテ直に決まってんだろ」
「あぁ、わかった。うん、黙れ」
黙れ。と言われたから言われた通り黙ってみると、彼女も何も言わなくて
横目で見ると、そっぽを向いていたけど耳は赤くて
nqrse「…はぁ…かわいー…まじで…」
「っは、いやっ！違うでしょ！nqrseはそんな子じゃないじゃん！やめてよそんな急にデレ期みたいなの！！！」
nqrse「俺結構可愛いって言ってたと思うけど」
「そんなこ…？あれ……？た、確かに…？」
nqrse「お前がちゃんと受け取ってくれなかっただけでしょーが」
「ご、ごめんなさい…？」
nqrse「そーいうとこも好きだからいいよ」
「っっっ！！！いや！！やっぱ違う！！！こんなんじゃなかった！！！もっと減らず口ばっかりだった！！！！」
nqrse「お前があまりにもニブチンでなんも気づかないからだろ！！！！！」
「ニブッ…！！な、nqrseのアピールが足りないんじゃないですかぁ！？」
nqrse「俺の口説きが足りねぇって言いたいわけ！？」
「そーよ！！！！」
nqrse「言ったなおい！！！！！」
「言ったが！！？？！！？！」
nqrse「じゃ、はい！」
言質取った。と笑顔で手を握ると一気に顔が赤くなって
「いっ、今じゃないっ！！告白の前に、アピールをって話で！！！」
大きく振ってくるけど、逃げられないように指を絡ませる
nqrse「おうち帰るまで。な？アピールさせて？」
「…」
nqrse「足りねぇんだろ？」
「…嫌な奴」
観念したように手を下ろして、隣を歩く
家に着くまで目を合わせてくれることは無かったけど
絡ませた指先を、離すこともなかった
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すりらんか(プロフ) - ハツさん» 愛してます (3月10日 20時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ハツ(プロフ) - すきです(突然の告白) (3月9日 16時) (レス) @page47 id: 74276684f2 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ねこみやさん» ひぇぇ優しすぎるぅぅぅ😭 優しさに答えるべくなるべくお待たせしないように頑張りますぅぅぅ😭コメントありがとうございますぅうぁぁうあ😭😭😭 (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 炭酸さん» 1話1話天を仰ぎながら書いてるので最高に嬉しいです…。炭酸さんの毎日が最高の日になるお手伝いができるなんて私も最高の日ですね！！！！めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございますー！！！！ (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - 続編めちゃくちゃ嬉しいです！！この作品大好きでいつも楽しみにしてます！更新なんていくらでも待ってやるぜって感じです！笑 (3月3日 1時) (レス) @page45 id: c84ddd8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年11月7日 18時
