102話 ページ14
「……へぁ……」
あらき「なにそれ、どっから出した？w」
ははは、と笑うあらきさんの顔を見て数秒
寝起きの頭で色々考えた結果、とりあえず布団から飛び出た
「す…き…」
あらき「うん、好き。あ、一応言っとくと、勿論ラブの方だよ？」
丁寧な補足に余計頭がこんがらがる
ラブ、つまり、彼氏彼女になりたい、つまり、めいちゃんと同じ感情、……つまり？
「……モテ」
期、と呟きそうになって急いで口を抑える
これじゃあ他にも告白してきた人がいます。って白状してるようなもんだ
いや、ていうかそんなくだらないこと考えてる場合じゃないよ。優先は目の前にいるこの人の事だよ
…昨日の言動が、いつもの彼にしては妙に甘くて、恥ずかしくて
キスもしないと言った後、今は。なんて
じゃあ今じゃなかったらするの？なんて
そんな言葉に変に振り回されて色々考えているうち、そういう思考になるのはめいちゃんのせいで恋愛脳になってるからだ！と結論
その達成感から寝落ち
起きたら悩みの原因の横で起床なんて変な話でしかない
あらき「今何考えてる？」
「…え…と……」
あらき「告白に対する返事とか？」
「こっっっっへっっっっっ」
告白のッッッッ返事ッッッッッ！？！！！！？！？
返事っていうのはあれだよね、その、YES/NOクエスチョンってことだよねことだよねことだよね！？！？？？！
Yesって言ったら、め、めいちゃんを振ったことになって、NOって言ったら、あ、あ、あらきさんを振ることになるってこと…！！！？？？！？？？！？
あらき「……っふ、」
「え」
あらきさんが急に吹き出して、そのまま笑い続ける
あらき「ごめんごめん、困らせちゃって」
「こ、困っては…」
いや、いるな
あらき「はー…ねえ、さわー」
1呼吸置いたと思えば、あんなに笑ってたのが嘘みたいに真面目な顔
あらき「今すぐ返事して欲しいなんて思ってないから、安心してね」
「…」
あらき「選択肢のひとつに、俺の事入れて欲しくてさ。…彼氏候補、してくれる？」
不安そうに見えた彼に何も言葉が出ず、代わりに何度も頷いた
あらきさんは嬉しそうに笑って、じゃあこの話は終わり！いつも通り！なんて
気を使わせてるなんてあまりにも明らかで
でもそれにすぐ応えられるほど、器用な人間じゃなくて
はい。って返事をすることしか、私には出来なかった
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すりらんか(プロフ) - ハツさん» 愛してます (3月10日 20時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ハツ(プロフ) - すきです(突然の告白) (3月9日 16時) (レス) @page47 id: 74276684f2 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ねこみやさん» ひぇぇ優しすぎるぅぅぅ😭 優しさに答えるべくなるべくお待たせしないように頑張りますぅぅぅ😭コメントありがとうございますぅうぁぁうあ😭😭😭 (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 炭酸さん» 1話1話天を仰ぎながら書いてるので最高に嬉しいです…。炭酸さんの毎日が最高の日になるお手伝いができるなんて私も最高の日ですね！！！！めちゃくちゃ嬉しいですありがとうございますー！！！！ (3月7日 17時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ねこみや(プロフ) - 続編めちゃくちゃ嬉しいです！！この作品大好きでいつも楽しみにしてます！更新なんていくらでも待ってやるぜって感じです！笑 (3月3日 1時) (レス) @page45 id: c84ddd8073 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年11月7日 18時
