87話(めいちゃん) ページ45
「やっとついだぁー」
窮屈だったからか大きく伸びをする
めい「1人じゃなくてよかったでしょー？」
「これはよかったと言わざるを得ないね…」
俺もひとりで行かせなくてよかったって思ってます
既に出来ている行列に2人で並ぶ
並んでるのは男ばかりで、先輩のような女性はいない
「めいちゃんにも買ってあげるからね！好きなの言ってね！」
明らかテンションが上がってる先輩は可愛いのだけれど、別に欲しいグッズはない
…とは言えないので
めい「やったー」
と言葉にしておく
「…いらないなら別にぃ？無理しなくてもいいですけどぉ？」
感情のこもらなさでバレたのか、拗ねちゃって
めい「Aさんが選んでよ」
「え？」
めい「何がいいかわかんないもん」
「なるほど…そっか！確かに！そうだよね！取っておきの推しグッズあげる！」
さっきまでの拗ねが嘘のようにまた笑顔に戻って
色んなグッズを手に取っては俺に提案してくる彼女を見てるのが幸せで
「この子可愛いしょ？この子のタオルにしようよ」
めい「Aさんもおそろい？」
「私こっちの対の子にする！」
めい「じゃーそれ！」
「よし！急いで買ってくるね！」
めい「あ、ついてくよ」
「んーん！待ってて！」
走ってく彼女の背中を見て、ちょっとだけ息をついた
久しぶりに呼吸がしっかりできた気がする
浮かれすぎててなんか、息してた？俺
めい「っはー…幸せ…」
声に出てしまったつぶやきに、聞こえてないか周りを見る
と、何人かの男性が先輩を見ているのに気づいて
やっぱり、ひとりで行かせるんじゃなかったとちょっと小走りで先輩の元に行った
「あっ、今お会計終わって行こうと思ってたよ」
めい「そんな気がして迎えに来たの」
「…ふぅん」
めい「まぁたその顔？…もうここ出れる？」
「え？あ、うん。買い物は終わったから…」
めい「じゃあ出よっか。ご飯いこ？お腹すいちゃった！」
「あらあら、そいつは大変だ」
半ば強制的に、逃げるように、店から出る
その際、見てきていた男性たちを睨むように見るとそのほとんどが目を背ける
1人だけじっと見続ける猛者もいて、先輩を隠すように歩き始めた
『…今のって…Aちゃん…？』
ーーーーーーー
筆が止まっておる
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すりらんか(プロフ) - ゆちさん» 続いちゃってるので喜んでいただけてて嬉しいです…😭 いっぱい捗らせてください！笑 もっとにやにやが頂けますように…🤭 (10月9日 2時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ゆち(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！めいちゃんのターン嬉しすぎます😭🙏🏻もはや続きが気になりすぎて妄想捗ります(？)私も広角上がりながら画面を見つめています☺️🧡 (10月8日 19時) (レス) @page43 id: 0439cd6fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 遊ちゃん_0q0さん» わあああありがとうございますうう！！😭1番でいられるよう頑張ります！！笑 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ゆちさん» うがあああうれじいでずうう😭😭😭 高低差激しいの続くのでお楽しみくだせぇええ😭😭 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_0q0(プロフ) - っっっっ駄目だああああ😭😭😭ここ最近読んだ中で1番面白い、、！！！！最高です😭😭😭👏👏👏👏 (10月3日 0時) (レス) id: da0a08bcf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年9月6日 16時
