80話(めいちゃん) ページ38
めい「A、」
呼び捨てで呼んでみた
「なぁに〜？」
怒ることはなく、ヘラヘラと笑うから
ソファに足をのせた
デカ目のソファだからか窮屈そうにはせず、俺のために少しだけ足を避けてくれて
隣に行っていいってことだと思った
彼女の足の間に片足を入れ込んで、両手首を掴む
「んー……？」
不思議そうにする彼女の首筋に顔をうずめた
「ふっ、ふふ、くすぐったぁい」
笑ってる彼女の声も聞こえないくらい
自分の心臓の音だけが体に響いてた
まずいい匂いだなって思って
次に、触りたいと思った
あの二人が触った素肌に、自分も
バクバクと心臓が鳴りながら彼女の服の中に手を入れた
少しだけ服をまくると真っ白な肌とくびれが見えた
さらに上までまくると先程見た下着が見えるのだろうと考えて、それは考えるだけに留めて
ていうか、すでに鼻血が出そうなくらい興奮しちゃってて
手を伸ばして触れると、彼女が小さく声を漏らした
「くすぐ、ったいてぇ〜」
少しだけ赤く染った頬に
潤んだ瞳に
彼女の耳元に、顔を寄せた
めい「A、今日…一緒に寝よう？」
もし、貴方がそれを許すなら
俺は…
「…ん、いぃ、よ」
俺は、
「めーちゃんは、寂しがり屋で可愛いねぇ」
また、抱きしめられた
頭を撫でられた
さっきは引くくらい高揚したのに、今は引くくらい冷静になった
だって、先輩の鼓動は少しも早くなってなかった
めい「…だめだよ、先輩」
撫でてくれてた手を掴んで下ろさせる
めい「俺だって男の子なんだから、いいって言っちゃだーめ」
上手く笑えてるかはわからなかった
彼女から離れると、妙に部屋が涼しく感じた
彼女はゆっくりと目を閉じていて
俺がソファから降りてしゃがんだ頃、扉から音が鳴った
あらき「あれ？さわー寝ちゃった？」
めい「…みたいすね」
突然戻る日常
自分は男として見られてないって事実だけが、今は頭を巡った
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すりらんか(プロフ) - ゆちさん» 続いちゃってるので喜んでいただけてて嬉しいです…😭 いっぱい捗らせてください！笑 もっとにやにやが頂けますように…🤭 (10月9日 2時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ゆち(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！めいちゃんのターン嬉しすぎます😭🙏🏻もはや続きが気になりすぎて妄想捗ります(？)私も広角上がりながら画面を見つめています☺️🧡 (10月8日 19時) (レス) @page43 id: 0439cd6fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 遊ちゃん_0q0さん» わあああありがとうございますうう！！😭1番でいられるよう頑張ります！！笑 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ゆちさん» うがあああうれじいでずうう😭😭😭 高低差激しいの続くのでお楽しみくだせぇええ😭😭 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_0q0(プロフ) - っっっっ駄目だああああ😭😭😭ここ最近読んだ中で1番面白い、、！！！！最高です😭😭😭👏👏👏👏 (10月3日 0時) (レス) id: da0a08bcf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年9月6日 16時
