54話(nqrse) ページ11
「ごべんなざいぃ」
あまり聞き取れない日本語を言いながら泣き続ける彼女からカップ麺の器を取る
うぇーんという効果音がつきそうなほど子供っぽく泣く彼女を少しだけ抱きしめた
nqrse「さわー？どーしたの？大丈夫？」
「うっ、ごめ、んなざっ、うぅー……」
nqrse「なぁにー、なんで謝んだよー」
分からないけど、ずっと抱きしめて、頭を撫で続けた
泣き声がやんできた頃、再度彼女に理由を聞く
「……」
気まずそうに下を向き続けて
nqrse「俺なんかしちゃった？」
無言で首を振る
nqrse「めいちゃん？…まさかとは思うけど、あらきさん？」
それにもまた無言で首を振る
nqrse「なんか嫌なことあった？Twitterでなんか言われた？」
それにも首振り
nqrse「俺には言えない？」
目を合わせようとすると、また逸らされる
「…誰も、悪くない、の…わたっ、わだじがっ」
nqrse「あーもう。泣かないのー」
また涙が溢れ出す彼女を抱きしめて背中を優しく叩く
こんなに泣いてしまうなんて、よっぽどの事があるに違いないし、心配
nqrse「さわーは悪くないよ、絶対。大丈夫。だから教えて？」
「…ぜぅ、っ」
nqrse「ぜぅ？」
「…生理前、なの…」
nqrse「……」
「ちょっと、頭、痛かったり、…すごい、いらいらっ、しちゃっ……ごめんなざぃ」
また泣き出しちゃって、肩の辺りが彼女の涙で濡れていく
すぐに慰めてあげたいんだけど、なんていうか、突然の発言に驚いちゃって、彼女を撫でる手が止まってしまった
「きまず、いよねっ、ごめんねっ、言うつもりながっ、たんだけど…」
ああやばいやばい、流石にもう停止してる場合じゃない
nqrse「…言いづらいこと、言ってくれてありがとう」
「…ぅっ、」
nqrse「俺、あんまり詳しくはないんだけど…。なんとなく、イライラしちゃったんだよね？」
「……」
今度は無言で頷く
nqrse「俺にも、めいちゃんにも、あらきさんにも、怒ってない？」
「…怒っでない」
nqrse「そっか、じゃーよかった」
「……当たっちゃって、ごめん、なさいっ、」
nqrse「いーよ。全然気にしないで？…あらきとめいちゃんにも、今の言える？」
「うん、ごべんなざい、ずる…」
nqrse「ん。いーこ。2人とも心配してたから、言ってやって？そばにいるからさ」
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すりらんか(プロフ) - ゆちさん» 続いちゃってるので喜んでいただけてて嬉しいです…😭 いっぱい捗らせてください！笑 もっとにやにやが頂けますように…🤭 (10月9日 2時) (
レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
ゆち(プロフ) - 更新ありがとうございます！！！！！めいちゃんのターン嬉しすぎます😭🙏🏻もはや続きが気になりすぎて妄想捗ります(？)私も広角上がりながら画面を見つめています☺️🧡 (10月8日 19時) (レス) @page43 id: 0439cd6fa9 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - 遊ちゃん_0q0さん» わあああありがとうございますうう！！😭1番でいられるよう頑張ります！！笑 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
すりらんか(プロフ) - ゆちさん» うがあああうれじいでずうう😭😭😭 高低差激しいの続くのでお楽しみくだせぇええ😭😭 (10月5日 10時) (レス) id: 7d84c4f524 (このIDを非表示/違反報告)
遊ちゃん_0q0(プロフ) - っっっっ駄目だああああ😭😭😭ここ最近読んだ中で1番面白い、、！！！！最高です😭😭😭👏👏👏👏 (10月3日 0時) (レス) id: da0a08bcf3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：すりらんか
| 作成日時：2023年9月6日 16時
