33話 ページ33
志麻「あんなのに参加すんなよ」
「…」
志麻「俺がついてきたから大丈夫やったけど、完全に狙われてたし」
「…」
志麻「距離近すぎたし」
「…」
彼女の手を引っ張ったままただただ前に進む
寒い外はほんの少し雪が降っていて
どこに行くかなんて決めてないけど、早くあの場所から離れたくなって
あそこを出てから一言も喋らない彼女の顔を見ることも出来ず、一方的に話しかけ続けた
志麻「…てか、あんなの参加する必要もないやろ」
その言葉に突然彼女の足が止まる
慌てて俺も立ち止まって、そしてやっと振り返って彼女を見た
「…まーしーは、なんで怒ってるの」
出る時に巻いてやってたマフラーに顔を埋めて、髪に雪がかかってて
目は合わなくて
志麻「…Aが、ほかの男と仲良く話してるから」
それが悔しかったからか、思わず本音が出る
「まーしーには、関係ないじゃん」
志麻「…」
「私、別にまーしーと付き合ってないもん」
何故か泣きそうに瞳に涙を浮かべて俺を見る
志麻「…じゃあ、付き合う?」
思わずでた4文字に、自分が一番困惑した
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鈴火@ラ - 結局Twitter(と18)してていつも通り1秒も勉強しなかった...私テストの前に家で鞄を開いたことがない!!1回も! (2019年1月31日 18時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
鈴火@ラ - つなさん» え?え?何のことかわかんない。1時間目とか遅刻して20分しかテスト受けてないから!やばいね!1番苦手な英語は全部埋まったよ!!りんちゃんえらこ(あやくん風←) (2019年1月31日 18時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 鈴火@ラさん» 天才的な結果だったんだろうなぁ(期待の目) (2019年1月31日 17時) (レス) id: 4e8e6011fa (このIDを非表示/違反報告)
鈴火@ラ - つなさん» つなささんに頑張れ貰ったんでもともと天才な鈴火ちゃんがもっともっと天才になるように30分勉強してくる! (2019年1月30日 22時) (レス) id: 114a034f27 (このIDを非表示/違反報告)
つな(プロフ) - 鈴火@ラさん» ほんとに見直しタイム入ってるね…全部見てる… 初コメなつかしいw 勉強頑張れw (2019年1月30日 20時) (レス) id: 4e8e6011fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:すりらんか | 作成日時:2018年9月9日 13時