伝える４文字繰り返す２文字【sm】

31話 ページ31

男「Aちゃんなんか歌う？」



無言で首を振っていちごみるくを飲み続けるA



彼女も彼女で素直な方なので、帰りたい欲が顔に全て出てる



男「…ねえ、Aちゃん。この後…」



志麻「あーーー。ここ空調わりぃー！！あ、ちょっと失礼！！！」



「えっ」



男「は？」



クソとAの間に無理やり割ってはいる



どうやって割って入ったかって？



もちろんテーブルの下をくぐってきたよ



男「…なんだよお前」



「…」



ぽかーんと口を開けてるAに、何があったのかさっぱり。と真顔を貫く俺



男「…。Aちゃん。なんか食べ物頼む？」



「え？あ、うん」



男「このキャラメルパフェとかいいんじゃない？」



「あ、美味しそう」



男「だよね！」



志麻「A、それナッツ入っとるで」



「あ、そうなんだ」



志麻「こっちのパフェの方がA好きやと思う。生クリーム多くて美味い」



「それがいい！」



志麻「そうやろ？」



男「…」



好みも知らねぇくせに勧めてんじゃねぇぞクソwwwwwww残念でしたぁーーーーwwwwwww選ばれたのは、志麻セレクトでした。なんっってぇwwwwwwwwwwwwwww



男「Aちゃんは！…漫画とか、読んだりする？」



Aにバレないように向けてた煽り顔が相当ムカついたのか相手の声が少し大きくなる



「あ！読む！この前見たのはー…」



志麻「あ、そういえば前言ってたやつ買ってみたけど面白かったわ」



「！！そうでしょ！？あのさ！3巻のあのシーンが…」



俺の方を見て騙り出した彼女の動きが止まる



「…まーしー、今私まーしーと話す気ないから」



ちょっと怒り気味だったのを今頃思い出したのか、俺から少し距離を開ける



それはともかくさ、ざまあって顔で見てくるあいつ1回しめていい？


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もうすぐ最終回だったりするさ

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