言える４文字言えない２文字 【sm】

7話 ページ8

「そうかなー？」



スカートを折って、どう？と聞かれる



志麻「え、ええと思う」



引かないのか、この子



自分でも若干引いてるぞ。



初対面にスカート短くしろって言われてるんだよ？



「えへへー、じゃあね！」



手を振って去っていく彼女を二度呼び止めることはできなかった



そのままぼーっとしてるとチャイムの音が聞こえてくる



そういえば掃除してねえな









センラ「そんな真面目に掃除してたん？w授業遅刻は笑うw」



結局あの後掃除をした俺は授業が終わる五分前に教室に来てまた怒られた



志麻「いや、昼休み中なんもやってなくて慌ててやった」



センラ「なにやってんww」



志麻「めっちゃカワイイ子に会った…」



センラ「お、詳しく」



志麻「あの、前言ってたニーハイの子。ショートカットでめちゃくちゃかわいかった…」



センラ「…」



志麻「なんやその顔」



引きつった顔を見せるセンラ



センラ「その子って、……Aとか言います…？」



志麻「え！なんで知ってるん！！」



センラ「やっぱそうかあ…まあわかるわぁ…まーしーが言ってた好みの子どストライクやもんなぁ…」



志麻「どういう関係なん！？」



センラ「いや、中学校一緒やったってだけやけど」



志麻「なんで紹介してくれなかったんだよー！！！」



センラ「いやー………ま、まあ、ええやん、別に。それにほら、あの、あれなんよ、好きな異性のタイプがまーしーと真逆やし」



志麻「あー…それ聞いた…真面目な人でしょ…」



センラ「そうそう」



志麻「俺真面目じゃん。大丈夫。」



センラ「どの口が言うかこのチャラ男」

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