言える４文字言えない２文字 【sm】

46話(センラ) ページ47

センラ「はー…」



3人に責められてるまーしーを置いてAの隣に座る



「みんななんであんなに怒ってるの？」



センラ「Aは知らなくてええで」



「…ふぅん」



ちょっと拗ねたようにストローを咥えて飲み物を飲み続ける



センラ「ネックレス似合っとるな」



「あ、ほんと？…えへへ」



話題を変えると嬉しそうにネックレスを撫でた



センラ「うん、かわいい」



「ふふ…あ、これね？まーしー誕生日って知らなかったんだって」



センラ「…へ？」



「たまたま見つけて買ったんだって、すごい偶然だよね」



いやいやいや



「…ほんとに、嬉しい」



センラ「おいこらまーしー早くケーキ切れ」



志麻「センラまで！？」



きっと君は自分でも気付いてないけど



志麻くんのこと、好きなんだと思う



そんな誰にも見せたことのない顔で笑いながらネックレスを弄って



センラ「…早く言ってもらえるとええな」



「え？誰に何を？」



君が早く、あいつに幸せにしてもらえたらいいのに

47話→←45話

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す