私と兄とお友達【USSS】2

おまけ6 ページ48

「って感じで！すごい楽しくて…！」



うらた「よかったな」



「うん！」



昨日の出来事を、笑顔で、時々泣きそうになりながら話すA



「ていうか、このチキンどうしたんですか？」



うらた「お祝いごとといえばこれだと思って買ってきた」



まるごとローストチキン



「どう見てもクリスマスだし、2人の量じゃないよね…」



うらた「これもあるよ」



「ここでシャンメリーはもうわざとじゃん」



うらた「いろんな店探し歩いた」



「無駄な努力」



うらた「Aはウチくる前なにしてたの？」



今日の集合はパーティーの準備があったため夕方過ぎ



「ずーっと寝てた」



うらた「寝すぎ」



「いっぱい夢見てたんですぅー」



うらた「いい夢？」



「もちろんっ」



うらた「そっか」



立ち上がって、アイスケーキを取りに行く



冷凍庫から出した瞬間嬉しそうに目を輝かせて



「やったー！これこれー！」



うらた「切ってやるから、待って」



「はーい！」



子供みたいにソファの上でジタバタして



うらた「ほい」



「やったー！」



夢中で頬張ってる姿が、かわいくて仕方ない



うらた「…ふっ」



「ん？」



うらた「ついてるよw」



「え、うそ……っ！」



ほっぺについたアイスを舌で舐めとると、恥ずかしそうに顔を赤らめた



「…恥ずかしいから、やめて」



うらた「…」



「ねえってば」



うらた「…もういっぱい寝たんだし、眠くないしょ？」



「え？まあ…」



うらた「…今日は、帰さないし寝かさないから」



「…はっ！？ちょ、え、うらたさっ」



溶けてくアイスケーキを見て、選択ミスったな。なんて考えた



でももう止まれない

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