私と兄とお友達【USSS】2

ひゃくさんわ ページ4

司会者「みなさまお待たせいたしました！今年のミスコン受賞者の発表に移りたいと思います！」



さかたんかうらたさんのどっちかが、多分受賞者



私は、ちゃんと選ばれてるだろうか



正直どっちでもいいと思ってた



賞とかに興味はないし、別に選ばれなくてもいい



まあ、選ばれたらクラスの人喜んでくれるだろうなー程度



でも、私が選ばれなかったら



さかたんかうらたさんのどっちかが、この中の女の子と2人でご飯



そう考えると、なんとなく嫌な気持ちになった



独占欲が強くて、自分が嫌になる



センラ「Aちゃんっ！」



「えっ！？な、なんでいるんですか！？」



センラ「髪飾り取れそうなのに全然気付かないから来ちゃった」



「それだけで！？」



センラ「せっかく1位の晴れ舞台なんやから、ちゃんとせなあかんやろ？」



「き、決まったわけじゃ…」



センラ「絶対やから！…はい、これでよし！！」



「…ありがとう、ございます」



センラ「んーん！せっかくやし、こっから見守ってるな。ほら、行っといで！」



周りの子も移動を始めてる



「は、はい！行ってきます！」



1番後について歩く



男女どちらも1列に並ぶため、向こう側にさかたんとうらたさんが見えた



目が合って、なんとなくさっきまで考えてたことが恥ずかしくなって



「わっ」



そのせいで、といってはなんですが



体育館の繋がっているコードに引っかかってしまいまして



転んでしまいそうでして



まって、おちる？勢い余ってステージからおちる？(この間約0.2秒)



坂田「Aっ！！」



うらた「っ！」

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