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不死川 side


なんだ。この状況。
後ろを向くと俺の腰にはさっきの子がいた。
手は赤いし、髪が伸びすぎてて顔が見えない。

ただ、力強く俺の腰あたりをギュッと掴んで離そうとしない。


不「……おぃ。胡蝶」


思わず胡蝶に助けを求めた。
しかし、胡蝶は何かを思ったのか


胡「まぁ良かったです。
外に出てきてくれましたし。
不死川さんはこのまま蝶屋敷に向かってくださ   い」



不「…俺は怪我してねェ」



胡「その子の手当てです。
あとお風呂にも入れましょう。
私は御館様にお話してから行きます」



そういうと、足早に向かっていった。
なんで俺が……


再び女の子を見るがヒクヒク泣いてる。


不「……おぃ。娘。」


女の子はビクッとし泣くのをやめた。


不「…ほれ。帰るぞ」


そういって俺はしゃがみ、女の子を背負った。
ガキってこんなに軽いのかよ。


帰ろうとした時、鬼に殺されたり焼かれた遺体がゴロゴロ落ちていたのを思い出した。


流石にあそこは通って行けねぇよな……



少し遠回りになったが蝶屋敷に向かう。
女の子は俺におんぶされたまま黙っていた。




蝶屋敷に着き門には甘露寺がいた。


甘「…あっ!不死川さん!!」


甘露寺は手を振り、
俺の背中にいる女の子に興味津々だった。


甘「…こんばんは!お名前は?」


甘露寺が女の子に目線を合わせ聞くも
答えず俺の羽織をぎゅっと掴む。


甘「後はしのぶちゃんと私に任せて!
お風呂で洗ってお着替えさせるね!」


不「……あぁ。悪ぃ」


ってなんで俺が謝るんだよ。
そして、甘露寺が女の子の手をとる。
すると、女の子はその手を思いっきり振り払う。


そして、一言


『やだ』


と言った。

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設定タグ:不死川実弥 , 鬼滅の刃 ,   
作品ジャンル:アニメ
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夢世_yumese_(プロフ) - オリジナルフラグ外しましょう! 違反報告される場合があります。 (2020年3月26日 11時) (レス) id: 093bdce514 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年3月23日 23時

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