明日はきっと晴れ2

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∞章大side∞

言われた通り教室に残っとったら、

トイレに連れてかれた。





友2「なぁ、虐待されとったんやろ？

お前の体、痣だらけなんやろな

汚い体、晒してみぃや！」




いつのまにかクラスの男子ほとんどに囲まれとる。




章「ゃ…」




友3「へぇ、ならええわ

誰か一個下に兄弟いるやつおる？」




友5「俺おるで」




友3「そしたらさ、

殺人鬼の子供がこの学校におるらしいって

広めといてや」




章「っ！それだけは、やめて、くださぃ…」




友1「そんなんいうんやったら晒せや」




制服の裾をギュッと掴む。

見せへんように、プールやってずっと見学して来たのに




友2「なぁ、それよりこっちにせえへん？

さっきマップ洗った水なんやけどさ、

片付けるん忘れとったみたいなんよ」




何やらされるん？

みんなの視線の先にはバケツ一杯に入ったどす黒い水。




友4「そっちの方がおもろそうやな

ええやん、それやろうや」




何人かでバケツ持って僕に近づいてくる。



バジャーー…



…ギャハハハハハハハ




冷たい。

みんながお腹抱えて笑っとる。

怖い。

怖いよ、オトン…

助けてぇや…




友1「ほな、片付けよろしゅう」




ぞろぞろとトイレから出て行く。

あかん、何が起こったかわからへん。

とにかく先生にばれへんようにせな、

ここ綺麗に直してはよ帰らな、









…僕が、壊れてまう。

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