鬼滅の刃 胡蝶しのぶの継子はみんなから愛される

参拾弐 ページ39

遊郭に入ってから二週間後＿＿＿＿＿＿＿＿＿


てん「瑠々、起きろ瑠々」

『うーーんって宇髄さん！どうしたんですか？こんな真夜中に』

てん「鬼の動きが派手に活発になってる。今日、明日の夜明けまでに倒すぞ。」

『今からですか！！ちょっと待っててください！すぐに着替えますから』

てん「おう♪」

『あっち向いてて下さい！！』

てん「チェ」

チェってなんですかーーーーっ石光と同じにするぞ！

(えっ？勿論石光だよ？あんな事する奴に様なんてつけません。)

『終わりました。』

隊服に着替え、師範から貰った髪飾りと羽織を着た。

てん「お前やっぱり着物も可愛かったけど、隊服もいいなあ」

『・・・ノーコメで

　早く行きましょう』

てん「ん」






遊郭・京極屋前＿＿＿＿＿＿＿＿


だき「鬼狩りね。柱が二人か、余裕だわ」

『なにがですかー？』

スパッ

えっ？気配がしなかった。それに、もしかして！もしかして！！斬られてる！？

だき「なんで？なんでアタシの頸が斬られてるのよぉぉぉぉ！！！」

『来世ではお幸せに』

だき「私は上弦の陸よ！？なんであんたみたいな醜いやつに殺されなきゃならないのよ！！！

　 お兄ちゃん！！お兄ちゃーん！！！」


醜いやつって！！！私だってわかってますよーだ！！！

てん「瑠々は醜くねーわ！！」


えっ！宇髄さん、今だけ好き！

んん？お兄ちゃん？？

ゲッまだいたのかー。現れかたがちょっと、、、やめとこ、説明しづらい。


たろう「堕姫、全く自分の頸ぐらい自分でくっつけろよ」

だき「お兄ちゃん、アイツラがね私のこと虐めてくるの。殺してよ！」

たろう「そうだなあ、可愛い俺の妹の頸を斬った奴らだもんなあ。

　 存分に痛めつけてから、殺してやるさ。」


『あのさ、、、頸、斬っちゃうよ？』

たろう「お前みたいな雑魚に俺の頸が斬れるかなあ。」

『雲の呼吸 肆の型 逆さ虹！』

たろう「血鬼術 飛び血鎌」


此奴の血は毒になるのか。当たったら駄目だな。


『宇髄さん！此奴の血は毒です！気をつけて下さい。』

てん「おうよ！」

たろう「気づくのが早いなあ。

　 今まで倒してきた鬼殺隊員の殆どが気づかずにこの毒で死んでいったのになあ」

『雲の呼吸 参の型 渾天』

たろう「！？」

『雲の呼吸 弐の型 碧落！』

ズシャッ

たろう「クッフッフ、、、残念だったな。

　 俺の頸を斬っても妹の頸がつながってる限り、俺達は死なないぜ」

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