立花彩には記憶がない

最終選別 ページ3

若武side

今日は最終選別の日だ

会える、、だろうか

ん？誰にだって？

それは仲間にだ

ここで俺がこれまで誰にも言わなかった秘密を教えてやろう

俺には“前世”の記憶がある

普通は頭がおかしいんじゃないかと思うかもしれないが事実だ

俺は前世ではサッカー選手になってテレビに映って目立つことと探偵チームのみんなで大きな事件を解決してテレビに映ることが夢だった

たがその夢は叶うことなく俺はたった13歳で世を去ってしまった

だからこの世に生まれた時決めたんだ今度こそ、人生をめいいっぱい楽しんでやろうってな！

だが、その夢も13の時、潰された

家が“鬼”に襲われ、家族は俺以外亡くなった

俺は守れなかった悔しさと何も出来なかった自分の気持ちがごちゃ混ぜになって自分はどうすれば良いのかわからなくなっていた。

そんな俺を拾ってくれたのが元鬼殺隊員の育手の人だった

俺は鬼殺隊員になるべく修行積んでいた

そんな時だった、俺とは違う育手の元に金髪ですごい美貌でなんでも天才肌で教えたことをどんどんと吸収していく優秀なやつがいるという噂が耳に入った

美門じゃないかと思った

共通点が一致しているからだ

本当に美門だったとしたら他のやつらもいるかもしれない、だったら手がかりのある美門だけにでも合流しなくては、、俺はこれまでよりももっと集中し修行に慎んだ

そして、最終選別にいく許可が一昨日の夜、おりた

最終選別とは、鬼殺隊員になるために受ける試験のことだ

鬼がいる山の中に七日間生き延びたものを合格とする




「誰よりも鬼を狩ってやるぜ」





〜試験会場〜

約20人くらいの人数がいた気がした

ぶっちゃけ言えば周りはよく見ていない

俺はただ一人だけを見つめていたんだ



なぜなら、そこには、、





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アーヤがいたから

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