5.再会 ページ6
次の日
伏黒が任務で怪我を負ったと聞いて
伏黒の部屋へ飲み物を差し入れしに行くと
ぐっすりと眠っていたから
そっとベッドの脇のテーブルに置いて部屋を出た
(特級とはいえ
呪物を回収してくるだけであの怪我…)
『なにか、あったのかな…』
回収対象は特級呪物で年代物
宿儺の指だって聞いた
あんなのが原因で何かあったとしたら
ただごとじゃないと思うんだけど
『とりあえず、五条先生帰ってくるまで
自主練でもしようかな〜』
結局昨日は先生も仙台へ向かい
まだ学校へは帰って来てなかった
自分の部屋から木刀を持ち出し校内を歩く
するとどこからか誰かの話し声が聞こえてきた
この呪術高専は学校関係者以外の呪術師も利用する場だから、誰か来てるのかなと
特に深く考えずに聞き流し
大きな通りに出ると
それはよく見慣れた
薄桃色が視界に映った
「あれ？A？」
ドクン、と心臓が大きく私の胸を打つ
「Aじゃん！！」
『え…？』
状況が理解できない
「Aここの生徒だったのか！」
ここにいるはずのない
目の前にいる大好きな人は
満面の笑みを浮かべ私の元へ駆けてきた
『ゆ、…悠仁っ！』
何でここにいるの
目の下の傷はどうしたの
なんで五条先生と学長の部屋からでてきたの
聞きたいことはたくさんある
でも、でも
そんなの言葉にならなくて
伸ばした手は悠仁の服の裾を掴むのに精一杯で
目からはどうしようもなく涙が溢れた
「え、ちょ、そんな泣くなよ」
困り顔で笑いながら
頬に流れた涙を優しく手で拭ってくれる
この温かい手が、ずっと恋しかった
『悠仁がいる…っ』
「俺にそんな会いたかった？」
『うん…っ』
「へへ、俺もAに会いたかった！
まさかこんなとこで会えるとは思ってなかったけど…」
『私もだよ…！』
「はは、そうだよな」
「2人は知り合いなの？」
悠仁と再会を喜んでいると
横にいた五条先生が声をかけてきた
『はい、仙台にいた時の、友達で』
「俺ら幼馴染なんすよ！」
「へえ〜仲良しなんだね！
まさかの再会だったわけだ。」
『うぅ〜、はい
めっちゃ嬉しいです……』
「今から悠仁に校内を案内するとこだったんだよ」
『え、じゃあ悠仁ここに通うの…！？』
「おう！今学長と面談して
無事合格したとこ！」
驚きすぎて流れまくってた涙が一瞬で消えた
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塩つぶて(プロフ) - きなこさん» 続き大変お待たせしましたーー！！待っていてくださってありがとうございます(/ _ ; )動画も見てくれたんですね〜〜！とっっても嬉しいですありがとうございます！がんばりますね！！(*´ー｀*) (2021年3月30日 3時) (
レス) id: 525082b9af (このIDを非表示/違反報告)
塩つぶて(プロフ) - みずりあさん» わあ〜〜ありがとうございます！！！嬉しいですー(/ _ ; )がんばります！ (2021年3月30日 3時) (レス) id: 525082b9af (このIDを非表示/違反報告)
塩つぶて(プロフ) - 焼きりんごさん» 続き大変お待たせしました〜（ ; ; ） (2021年3月30日 3時) (レス) id: 525082b9af (このIDを非表示/違反報告)
きなこ(プロフ) - お話の続き待ってました！動画、とっても可愛くて素敵でした…小説も絵も大好きです！応援してます！ (2021年3月29日 18時) (レス) id: 7858502b5f (このIDを非表示/違反報告)
みずりあ - 夢小説書く人の中で、絵が激的に上手い人は初めて見ました。話の構成も上手いです。頑張ってください (2021年2月14日 5時) (レス) id: 67ed7150a3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：塩つぶて | 作成日時：2020年12月21日 1時
