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11.演習試験2 ページ11

パァン


「ひぃいいい!」

『透ちゃん!』

「葉隠!」

「だ、大丈夫だよ!足にかすったけど!死ぬかと思ったけど!!」

「はずしたか」


いやおかしいでしょ
透ちゃん透明だよ?
なんでかすったの!意味がわからない…!





そのあとも、何度か危ない目にあったけど
私はしつこく先生と距離を詰めつづけ
先生の戦闘服やマスクなど身につけてるものを凍らしたり、床を凍らしたり吹雪で撹乱させたりした

透ちゃんにはいくらか寒い思いをさせたけど
障子くんの索敵もありなんとかゲートをくぐることができ試験は合格した







「ささささぶい…」

『ごめんね透ちゃん大丈夫!?
今すぐ保健室であっためてもらおう…!
障子くんも!』

「ああ、悪いがそうさせてもらう…」

『ごめんね…!』


「そんな、申し訳なさそうな顔しないでよ!
Aちゃん大活躍で助かっちゃったよ私!」

「雪白かっこよかったぞ」



『…ありがとう二人とも…
でもそれを言うなら透ちゃんも障子くんも大活躍だったしかっこよかったよ』

「えへへ〜」



透ちゃんの背中をさすりながらスナイプ先生のマントをかりて、羽織らせた

「先生のマント意外とあったかい!」

「そうか、でもそれじゃあ足りないだろうから君達は早く保健室に行きなさい」

「『はい!』」






そしてしばらくして演習試験は終了した









──────────
──────
──…





次の日



結局林間合宿にはみんな行けるらしく
学校で補修地獄っていうのは
相澤先生お得意の、合理的虚偽だった


「まあ、何はともあれ
全員で行けて良かったね」

『そうだよー』

林間合宿みんなで行けることが決まり
そのノリで次の日みんなで買い物に行くことになった


「Aちゃんも行くよな!」

『うん…行きたい』

「じゃあ決まりだ!」

鋭ちゃんが私に満面の笑みを見せ

つられて私も頰が緩んだ



こういうの初めてだ
いつも遠くから眺めていて私には関係ないことだと思っていたのに

嬉しいな…





着ていく服とか髪型とか
つい色々考えてしまって

結局私は小学生の遠足の前日みたいに
なかなか眠れなかった

12.軋み→←10.演習試験1



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設定タグ:僕のヒーローアカデミア , 切島鋭児郎 , 相澤消太   
作品ジャンル:アニメ
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作者名:塩つぶて | 作成日時:2018年11月2日 19時

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