温度。 ページ8
、
ドカッと私の横に座った爆豪。
うわ、とびっくりして爆豪を見れば
「……あ"？文句あんのかコラ！」と
怒られてしまった。
別にそうじゃないけど、とだけ言って
ふい、と反対方向を向いた。
気まずい、のに。
どうして彼はこうも平常心を保てるんだろう。
振ったことなんてどうでもいいくらい
私のこと、眼中になかったのかな。
「見ろよ雪夜！あのおっさんの後ろ……ほら見えるだろ……赤く光るこわぁ〜い、」
「わっちょっやめて上鳴！」
「ゔぇい"っ！？」
びっくりしたものだから
私の後ろから驚かしてきた上鳴を
………殴ってしまった。
あ、ごめん、と謝ると、
じろちゃんが「謝んなくていいんだよ」と言った。
このアホが悪いんだから、と
上鳴への罵声も飛んできた。
「う、うぇーい……」
「上鳴うるさーい！」
「うぇ……」
メンタルボロボロの上鳴を救う者はいなかった。
ふと横を見れば爆豪は、寝息を立てていた。
すぅすぅと規則正しい寝息を立てて、静かに。
みんながキャーキャーとうるさいせいか
それとも辺りが暗いせいか
誰も気づいていないようだ。
皺が寄っていない眉間、
長いまつげ。
整った顔立ち。
綺麗だなぁなんて思っていると、
ひたり、と左手に温かい感覚。
「…………ぇ、」
爆豪の手だった。
寝ているせいか、本人は全く気づいていなく
ただ爆豪の手の温度だけ伝わってくる。
振りほどこうとしても
逆に握られてしまって解けない。
………彼は、何がしたいんだ。
こうやって私の気持ちを揺らして
ただ期待させて
それで、結局振られるって分かってるのに
また、好きになるだけで、
諦めなくなるじゃないか。
――――嫌いだけど、好きだ。
、
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夜桜 - あの.....最後の終わり方が凄く好きなんですが.......(語彙力？とっくの昔に捨ててきた(｡･ω´･｡)ﾄﾞﾔｯ(殴)) (2021年1月29日 23時) (
レス) id: 82237d8a5f (このIDを非表示/違反報告)
永遠の非リア - もう、なんかあ！一人で感想(お話)するのやなんでえ、誰かあきてくださいよお、((((上から目線！！！ (2019年6月2日 9時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の非リア - …助けて、ください。な、なんで？って？。あ、あのな、なんか……俺氏の何かが、、無くなり、、、ました……←((語彙力が低下してしまっただけw (2019年6月2日 9時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の非リア - 途中で色んな意味で吐き気と目眩に襲われました。 (2019年6月2日 9時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
永遠の非リア - ……はぁぁぁあ！可愛すぎません？！！お互いに！！あんな生き物生息したらいけないと思うんですよねd(￣ ￣) (2019年6月2日 9時) (レス) id: dec930c8a5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tukuyomi | 作成日時：2017年12月20日 20時
