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第3話 ページ4

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夜____









今日一日A様は読書をなさってたので、特に会話もなく夜になった。




望はというと、実家の方に泊まるらしい。







夜も深まってきたから寝ようと思ったけど、寝られへんかった。




A様のことが頭に浮かぶねん、瞼を閉じると。




このままこうしてても寝られへんな、と思った俺は外に出た。







空を見上げると、綺麗な碧い月が光輝いていた。




その光からどこか切なさを感じて。




思わず涙が零れる。







A様のことが好きや。




やけど、A様には許嫁がおる。




しかも俺は、ただの護衛や。




そう、身分がちゃうねん。







なんで出会ってしまったんやろ。




A様に出会わなかったら、こんな苦しい思いせんで済んだのに。







そうどんなに悔いても、A様が好きって気持ちは変わらなくて。




ますます強くなるばかりや。




そんな俺が、A様に出来ることはただ一つ。







それは、A様の命を守ること。







そうすれば、隣でA様がずっと笑っててくれるやろ?




それだけで俺は、十分幸せやから………。







そう自分に言い聞かせ、涙をぬぐった。



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*のぞみーる* - 黒瀬 廉さん» うわぁぁぁ嬉しいです!!!これからも頑張ります!! (2019年5月2日 12時) (レス) id: 9d8f0fb8f4 (このIDを非表示/違反報告)
黒瀬 廉 - このお話すごく面白いです!特に流星くんがかっこよすぎて……//これからも頑張ってください! (2019年5月1日 19時) (レス) id: c4fa0ba632 (このIDを非表示/違反報告)
*のぞみーる* - マジですか笑そこがツボになると思ってませんでした笑タイトルを直に変えようと思ってるんで、はい←!GWは毎日更新する予定なので、楽しみにしていただけたら嬉しいです! (2019年4月30日 21時) (レス) id: d1b0bb7166 (このIDを非表示/違反報告)
みみちゃん - 「好きやで」というセリフがツボってしまいました笑笑 (2019年4月30日 21時) (レス) id: d1b0bb7166 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:*のぞみーる* | 作成日時:2019年4月29日 12時

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