叶わなくても、愛してた。【N.K&A.K】

第2話 ページ3

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〜桐山side〜








次の日の朝＿＿＿＿






小瀧 「あ、照史」





部屋におったら、望に声をかけられた。





桐山 「ん？どしたん」



小瀧 「俺今日、丸一日実家に行くことになってん。」



桐山 「えっ」





望が一日おらへんってことはA様に近づけるチャンスってことやんな？



そう心の中で喜んでると、望が近づいてきて耳元で言った。






小瀧 「A様になんかあったら、ただじゃおかんで」






険しい顔で睨みながら言う。



そんな望を見て、この子はほんまに恋してるんやなって思った。






桐山 「っ、そんなん分かっとるわ、」




そう言うと、



小瀧 「じゃ、」



とだけ言って部屋を出ていった。






俺がA様を守りきらんわけないやん。




やって、A様のこと…………







好きやから。




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