【H×H】トリップしたらチートになったので情報屋でも始めようかな？ (ページ4)

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2話カコ×ヨル×イツワリページ4

なんで隠すのかって？

それはね＿＿｢ねえっちょっと聞いてるの？｣

『っ、、聞いてるよ、』

やっぱりその理由は後で話した方が良さそうだ＿＿

｢本当かしら？全く、失敗作はこれだから｣グチグチ

『か、母さん、、普段僕の部屋に来ないのに来たって事は何か用事があったんじゃないの？』

本当グチグチうるさいな、

さっさと言えよ

Aはそんな事を思ってはいるが流石のポーカーフェイスに演技力。

どこからどう見てもおどおどして母親の顔色を伺ってる少年にしか見えない

｢はっ！そうだったわ。明日の朝ご飯に使う材料が切れちゃったのよ。だから最近出来た24時間開いてるスーパーで買ってきてちょうだい。｣

『えっ、あの、、僕勉強してる途中で、』

言葉を続けようとしたができなかった。

それは何故か、

母さんの雰囲気ががどんどんイラついて来てるからだよ

いや、まじで、、人1人くらいやれそうなくらい怖い雰囲気出してるよ

まあ、実際怖くわないんだけどね？

｢ねぇ、｣

母さんの声がいつもよりワントーン低くなる

｢いつから口答えできるような立場になったのかしら？貴方は失敗作なのよ？なのに、私たちは育ててあげてるの！だから貴方は私たちの命令に従う義務があるのよ｣ゲシッ

『うぐっ＿＿＿＿ｲｯ、、、、』

母さんに蹴り飛ばされ椅子から落ちるA。

義務って、はぁ… 相変わらずこの人は、否・・・この人たちは僕を人として見ていないね

『す、すみません、、』

｢分かったんなら買ってきてちょうだい。お金と買うものリストはここに入ってるから｣

そう言い財布をAに投げ部屋から出ていく母さん。

『はぁ・・・本当、こんな演技にも気づかないなんて、、バッカだなー』クスッ

目からスッーと光が消えクスリと笑うA

その姿は普段表に出すことは無いだろう妖しげな妖美ともとれる雰囲気を纏っていた

『眠いしさっさと買いに行こ』

ガチャ＿＿Aは寝てるであろう人達を起こさないよう足をとたてず気配を消して外に出る＿

これから自分の人生の分岐点ともとれる事が起きることを知らぬまま

Aは暗く街灯の光に照らされた道に1歩踏み出す

✄- - - ｷﾘﾄﾘ - - - ✄

誰かと比べられるのってすごく辛くて、苦しいこと。

比べて見る人達は悪気ないし、でもそんな人達の言葉や目で比べられる側は追い詰められる。

僕は僕で他の誰でもないんだから。