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小学6年生 ページ3
お道具箱というのがあるだろう?
そこに入れていたコンパスの箱の上にそっと手紙が置いてあったんだ。
1人の時に見てって。
誰にも気づかれない場所で見たらそれはラブレターだった。
でも私は無視したんだ。
最低だよな。
でもさ、そんなもんだろ?
手紙で渡されて付き合ってくれって言わているでもないのにごめんなさいなんて返せない。
返事として成り立たないからだ。
考えた末に無視したんだ。
断りだと悟ってくれたのかは分からないけれど。
一つだけはっきりしたことがある。
神様は私から恋愛という言葉を抜き去ってしまった。
その証拠に私はその日から1度も
恋を知らない。
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作者名:ちぇんから | 作成日時:2020年9月3日 23時