本当の約束【こ.ろ.ん】

・３４・ ページ35

『授業って今思うと長いんだね。』





こ「結構時間たったような気がするけど。」






もう、２時間ぐらい廊下で立ってる感じがする笑






そして、抱き着かれてる状況は変わらないっていう。






さ「どう、寒くないでしょ？」






『そりゃあ、最初よりは寒くないけど。』






さすがに、この状況でずっといるのは笑






こ「Aって、意外にスタイルいいよね。」






『意外が余計だわ。』






さ「普通に美人だし。」






何この人たち笑






褒められてるのかもだけど、褒められてる感じがしない・・・。






これが、無感情ってやつか？






さ「Aって、家族思いだよな。」






『そう？ひよには、厳しいと思うけど。』






こ「え！？あれが厳しいっていうの！？」







『え！？あれ、厳しくないの！？』






自分なりには、厳しくしてると思うけどなぁ。






さ「Aは優しすぎるんだよ。男子には、優しくないけど。」






『それな。』






こ「共感するんだ、そこ笑」






男子には、絶対に優しくしてないと思う。







こ「でも、毎回俺の家掃除とかしてくれるじゃん。」







『そっそれは・・・、しっ使命みたいな？？』







こ「どういうこと笑」







さ「へぇ、A、ころんの家の掃除してるんだぁ。」







怖い怖い。







突然、さとみの手の力がすごくなったんだけど。







『痛い痛いっ。腰そんな強く触らないでっ。』







こっちが痛い思いしてるんだから笑







さ「あぁ、ごめん。それどころじゃない笑」







いや、最後の笑怖すぎっ。







こ「あれ、俺が仕打ち受ける感じかな。」







『うん、頑張れ。』






こ「うっそぉぉぉ！！」






ここは、逃げるという道を選ばせていただこう。






ころん、ごめん・・・笑






「キーンコーンカーンコーン」

・３５・→←・３３・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す