【す.と.ぷ.り】家政婦始めたら、問題児しかいませんでした (ページ21)

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『こっ混んでない？？』

さ「だなぁ～、大行列。」

フードコートに来たのは、いいものの、”大行列”！

サイゼ行きたかったなぁ～。

さ「じゃあ、ミスドでドーナツ食わない？」

さとみが、手をたたいて私に話しかける。

うわ、今の地味に痛そう。

『今の痛くなかった？』

さ「うん、めっちゃ痛い。自業自得だわ。で？」

『あぁ、別にいいよ！』

私たちは、人混みをかき分けて、ミスドに向かった。

××××××××××××

『オリジナル２つと、このチョコのやつ１つ、苺のやつ一つで。』

店員「かしこまりましたぁぁぁ」

さ「やけにやる気だなぁ、この店員。」

『たしかにｗｗ』

店「おまたせしましたぁぁぁ、８５０円ですぅぅぅ」

『はぁぁぁい！！』

さ「俺が払うよ。」

さとみが、すばやく野口英世さんをだす。

『ちょっ、ここは私が払います！』

私は、野口英世さんの上に野口英世さんを置く。

さ「いいって。」

そのまた上に、野口英世さんが・・・。

『もういいや、３０００円でおつりください。』

店「かしこまりましたぁぁぁぁ」

この店員さんの性格好きっポッ///

さ「行くぞ。」

さとみは、妄想している私をズーーと引きずっていった。

『地味に痛い。』

さ「そうか？」

さとみは、いじわるそうに私の頬をデコピンする。

『痛っ。』

地味じゃない…。

普通に痛い。

『痛かったんですけど。』

さ「そうだった？ごめんごめん。」

『じゃあ、怠け者・・・いや、さとみのチョコのドーナツ貰ってもいいなら、許してあげ

　る。』

さ「えぇぇ？じゃあ、半分こしよ。」

『いいね。』

私は、チョコのドーナツにかぶりつく。

『うまぁーーσ(´～｀*)』

さ「半分こにしないの？」

『え？』

さ「いや、そうやって食べたら、関節キｓ

『やべーー、食べちゃった。』

さ「いいよ、食べる。」

『やだ。』

さっと後ろに隠すが、すぐに取られてしまった。

そして、そのままさとみの口の中へゴー！！

『あぁぁ///』

さ「おいしい、めっちゃうめぇ。」

『恥ずっ///』

さ「何？照れてんの？可愛いぃ～。」

そっと、私の頭をなでる。

『私は、小動物じゃないんで。』

さ「小動物というより、でけぇーライオンみたいな・・・。」

『殴りましょうか？？』

さ「苺もうめぇ～。」