【す.と.ぷ.り】リスナーでも愛してるっ！【短編集】

初めての・・・？ ページ6

「やっぱり私、あなたのこと好きだったの！」


いいなぁ〜！こんな恋愛してみた。


さ「すごいな。俺もこんな恋してみてぇ。」


・・・さえぎられたけど！そんな恋がしたいって私とかな？


『さとみくんもいつかはこんなことしたいの？』


私は、告白シーンだったテレビを指さ・・・。


さ「おっおう。Aけっこう大胆だな。」


テレビに映っていたのは、二人がキスをしているシーンだった。


『ふぁ！ちっちがうの！そういうわけじゃ！』


うわあぁぁっめっちゃ恥ずかしいじゃん(*ﾉωﾉ)


さ「ははは、冗談だよ。冗談。」


『むっ冗談？絶対影で笑ってるでしょ。』


さ「怒ってるとこかわいい！」


『きゅんっ♡』


その笑顔は、罪じゃーっ！


罪じゃーっ！(二回目)


でも、よく考えてみると、私とさとみくんって。


キス系のことしてなくね？


さとみくんもこういうことしてみたいのかな。


なんとなくテレビを見る。


まだ、画面の先の二人はキスをしていた。


いやっ長っ！


××××××××××××××××××××××××××××


『はぁーっ気持ちよかった！！』


風呂上がり。


さ「そろそろ寝よっか。」


さとみくんは、私の手を引く。


『！』


これだけでも、私の胸は高鳴るのに。


どうしてもこの先の世界にいってみたいの。


なんでだろう。


『あのっさとみくん。』


そっと、さとみくんのルームウェアのすそを取る。


さ「なに？A」


そんな見つめないでくだされっ！


言葉が詰まるではないですか！


『あのっえっと、さとみくんは、さっきのドラマみたいなことがいたいんですか？』


さ「つまり？」


『私じゃ、ダメだと思うんです。』


さ「・・・。」


『だから、私とは・・・』


さ「好きな人とやりたいにきまってるじゃん。」


『・・・？』


さ「俺は、Aのことが好きだから、Aとこういうことがしたいの。」


『へっ？うっ。。』


突然唇になにかが当たる。


もしかして、さとみくんと・・・？


えっ！！(興奮)


マジか。(実感)


『うっ。。うん。。』


けっこう長くないですか？


息がくるしくなってきたかも。


さ「・・・。」


さとみくんの手と私の手がからまる。


そして、壁におされた。


『ちょっ。。うっ。』


その言葉とともに唇の感触が消えていった。


『はぁはぁ。』


さ「あらためてこれからもよろしくお願いします！」


バッと抱き着かれる。


『ほわわ〜！』


私の頭は、どこかへ旅立っていた。

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