16、「恋」日常 ページ16
『それにしても重たいなー。』
委員会の仕事で、資料や道具を運ぶのを任された私。
かわいそうじゃないですか?!
さ「あれ、どうしたの?部活は?」
『見たらわかるでしょ。委員会の仕事だよ。いった!』
さ「おい、大丈夫かよ。」
資料を何枚か落として、慌ててしまう。
本当に、一人に任せる量じゃないでしょ…。
さ「手伝うから笑」
『さとみは陸上部行ってくる!エースなんでしょ!』
さ「いいよ、少しぐらい休んだって、大丈夫だって。」
『え〜?』
この前、部活の顧問に怒られてるところ見たけど笑
さ「ほら、貸して。」
私が持っていた大量の資料と道具を全部持とうとする。
さ「うわっ重くね!?」
『これを独りで持ってたんだよ!すごくない!?』
さ「わー、すげーって痛いなっ!」
一回どついておけば大丈夫笑
さ「せっかく手伝ってあげてるんだから、その態度はないでしょ笑」
『ん、ごめんなさい。』
さ「あ、いや、え!Aが真面目に謝ってるとこ久しぶりに見たわ。」
『ちょっと余計な言葉が入ってた気がするな〜?』
×××××××
『先生、持ってきました!』
先「有野さん!ありがとーって苺川さんも!?」
さ「あ、俺はただ手伝いで…。」
チラッと先生に見られる。
そういえばこの先生、生徒の恋愛気にする人だったっけ?
やばいじゃん…。
先「苺川さんは有野さんのことが大好きなのね!」
なんか先生一人で盛り上がってるんですけど…。
どういう状況ですか!?
さ「あ、え、そういうことじゃ…。」
さとみが頑張って否定しようとしているが、先生はガン無視だった。
先「いいわね〜!青春ね〜!」
『せ、青春とかじゃないですけど…。』
先「二人とも早く部活行ってきなさい!頑張れー!」
「ガタン」
職員室のドアが無造作に閉められる。
あの先生、頭のネジ外れてそうだな…。
さ「先生ってあんな人だったっけ…?」
さとみが苦笑いをしながらこっちを見てくる。
『クラスでも最近あんな感じになったんだよね。ホントどうしたんだろ。』
さ「ってやべ!早く部活行かないと、ころんたちに刺される!」
『行ってらっしゃーい、頑張れー』
さとみを見送り、私は音楽室に向かった。
今日も部活か…。
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あみてぃー*(プロフ) - 更新がんばってください!応援してます!! (2021年3月8日 16時) (レス) id: 44dafb3df2 (このIDを非表示/違反報告)
つくし☆( *・ω・)ノ(プロフ) - ゆちさん» 放送見てたんですね!作者でしたね← 作品大好きと言っていただいて嬉しいです(´;ω;`)ありがとうございます!更新頑張ります! (2019年9月7日 23時) (レス) id: 9f5bb09179 (このIDを非表示/違反報告)
ゆち - 放送見てました!!!主さんだったんですね!!!主さんの作品大好きです! (2019年9月3日 23時) (レス) id: 7f633eda78 (このIDを非表示/違反報告)
ひとみ(プロフ) - つくし☆( *・ω・)ノさん» 推しに名前呼ばれるって中々無いですしね! (2019年9月1日 3時) (レス) id: f129b71bbe (このIDを非表示/違反報告)
つくし☆( *・ω・)ノ(プロフ) - ひとみさん» 本当によかったです(´;ω;`)まさか推し様に名前を呼ばれるとは思わなかったのでw本当にありがとうございます(´;ω;`) (2019年9月1日 3時) (レス) id: 9f5bb09179 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくしみん@浮上中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukusichan1/
作成日時:2019年5月14日 23時