【す.と.ぷ.り】家政婦始めたら、問題児しかいませんでした ３！

　　　　＊ ページ27

さ「A、こっち見て？」


『え、何突然…』


さとみの意味深発言に、恐怖を感じる。


突然って怖すぎない！？


さ「俺もやりたくてやってるわけじゃねえし…」


さとみが私の耳元で囁く。


もしかして、これがイチャイチャ嫉妬作戦かい？


待って、こんなん私の心臓絶えれないんですけど！？


『いや、流石にドキドキするからやめい』


そう言って、さとみの頭にチョップをしようとした。


だが、さとみの手によって腕をホールドされる。


さ「ドキドキするなら張り切ってやるわ！」


『は！？』


私が素のは！？を繰り出すが、効果なし。


すぐにさとみのイチャイチャ攻撃がやってきた。


さ「Aっていっつも可愛いよね」


普段は絶対に言わなそうなことを言ってくる。


いや、本当は言ってるのかもしれないけど。


『本当に恥ずかしいからやめ…』


抵抗しても、意味はない。


てかなーくんとか助けてくれないの！？


なんか微笑ましい笑みで見られてるんですけど。


いや助けておくれよ！


さ「Aの不器用なところとか、好きだよ」


『ばか…いつもはそんなこと言わないじゃん…』


さ「俺も言う時は言うけど？」


さとみに抱き寄せられて、心臓が止まりそうになる。


あのるぅとくんか莉犬くん、もしくはなーくん！！助けて！！


ころジェルは頼りにならんからええわ！！


この人、やばいです！！女の子を手にかけようとしてます！！


捕まえてください！！


彩「や、やっぱりAって、さとみくんとそんな関係だったんだね…」


彩のか細い声が、部屋に響き渡る。


これ私のせいになってます？


『いや違う！彩、誤解だって！私は別にそんなつもりじゃ…』


友「だって、同居してるんじゃん！」


友もなぜか話に入ってくる。


やばい、大変なことになっちまった。


ジェルたんのせいでね！


一生許さんぞ、こら。


なんて、ジェルたんには言えないけど。


てか、いつからジェルたん呼びになったんだっけ、私。


友「聞いてる？Aー！」


『ごめん！！聞いてなかった！！』


いやさとみがずっとくっついてるからですね！！


マジ、早く離れろ笑

いえい！(*‘∀‘)→←　　　　＊

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