衝撃 ページ18
あれから、けっこう時間がたったと思う。
さとみとの仲が深まっていくにつれ、
お母さんのせきが止まらなくなっていた。
『やっぱり、病院いったほうがいいんじゃない?』
母「大丈夫よ。たいじょ・・ゴホッゴホッ」
『無理しないで。なんかあったらいつでも言うんだよ!』
母「・・・。」
お母さんは、返事もしなかった。
大丈夫かな?
××××××××××××××××××××××××××
それから、一週間がたった今日。
さ「じゃあ、また明日!」
『じゃあね。』
「ガチャ」
『ただいま・・お母さん?』
嫌な予感しかしなかった。
『お母さん!?しっかりして!お母さん!』
私の前にいたのは、うずくまってたおれているお母さんだった。
『なんかあったら、言ってっていったじゃん。バカッ・・』
・・・迷惑をかけたくなくて隠したんだろうな。
『お母さんのバカッ・・うわーーん』
私はただ一人、部屋の真ん中で泣いていた。
××××××××××××××××××××××××××××
さとみsaid
今日も・・・どうしたんだろう。
だんだんとAの笑顔が消えていってることは、みんな気づいていた。
学校で、なにかあったのか聞いたが、
『宿題が難しすぎて、テストがやばいんだよね〜。お願いっ!教えて!』
とか言って、きれいに流されていた。
たぶん、何か隠していることがあるんだろう。
こ「なあ、放課後さっ!Aの家に突撃しない?」
さ「はぁ?迷惑だろ。」
何か悩んでいることがあるなら、最初はそっとしてあげたほうがいいだろ。
こ「お願いっ!Aのこと心配じゃないのかよ。」
さ「そりゃあ、心配だけど。」
こ「スマブラまたやりたいし、会いに行こっ!」
さ「あっああ、わかったよ。」
俺ところんは、帰ったあと、Aの家の前で集合した。
さ「やっぱ、迷惑なんじゃねぇの?」
こ「ほらっ行くよっ!」
俺の話全然聞いてねえな、ころんのやつ。
こ「失礼し・・・あれ?開いてる?」
Aの家のドアは、なぜかガラッと開いていた。
さ「とりあえず中に入ってみるか。」
俺たちは、家の中に踏み入れた。
こ「A!最近どうしたって・・・!」
さ「どうしたんだ・・・・!」
俺たちの目の前には、倒れているお母さんの前で泣いているAがいた。
こ「そんなっ。」
さ「とりあえず、出るぞ。」
幸い、Aは、俺たちに気づいていない。
俺たちは、サッと家をでていった。
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つくし(プロフ) - 匿名さんさん» 本編には書いていませんが、一応お父さんが出したという設定にしてます 。わかりづらくてすいません…。 (2019年1月6日 10時) (レス) id: ad001c401a (このIDを非表示/違反報告)
匿名さん - ガチレスすみません。でも、死亡届を出さずに、土に勝手に遺体を埋めたら、死体放棄で捕まりますよ (2019年1月6日 0時) (レス) id: 54b915f336 (このIDを非表示/違反報告)
よつば(プロフ) - 終わっちゃったぁぁぁぁぁ(´;ω;`)新作頑張って! (2018年11月22日 20時) (レス) id: b9a1388583 (このIDを非表示/違反報告)
つくし(プロフ) - 来葉さん» ぜひ見てやってください。ありがとうございます!! (2018年11月19日 19時) (レス) id: 9f5bb09179 (このIDを非表示/違反報告)
来葉(プロフ) - つくしさん» うあああ書いてください!!絶対見ます!!あっあとうちの小説見てくれてありがとうございます!! (2018年11月19日 16時) (レス) id: a2599d9db0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つくしみん@浮上中 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/tukusichan1/
作成日時:2018年10月30日 20時