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《3》恵美 ページ3
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彼が頼むのはミルクが沢山入ったカフェオレ。
私がカップを渡すとすぐにそれを持って会社に行ってしまうから貴方と時間を共有出来るのは
…
ほんの数分。
だからね、どんなカフェオレよりも愛情を込めて作るの。
今日も彼の仕事が上手くいきますようにって。
ミルクと一緒に私のささやかな願いも溶け込んだ
特別なカフェオレを…
彼は毎日買いに来てくれる。
この前、仕事仲間さんと来てたときに、二宮って呼ばれてたから
二宮さんっていうんだな…って事は知ってるの。
けど、それ以上のことは知らないし、
おそらく知る事も出来ない。
そんな自分の立場に不安を抱き出したのは…
多分この頃。
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ｽﾅｺちゃんは、恵美 - 吸血鬼頑張りますね (2018年9月13日 21時) (
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作者名：恵美＆ASUNINO | 作成日時：2014年4月21日 19時
