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Aが居なくなってから、様々なことが起きた。
黒霧が奴らに捕られたり、オーバーホールなんて奴が出てきたり。
自体は全て収束したが、何が原因か、俺達連合はなあなあと過ごしていた。
特に大きな作戦を練っている訳でもなく、ただ生きるために食料や金を盗ったりしていた。
そんな中、俺は相変わらずAを探し続けていた。
前のように我武者羅に奔走しているのではなく、きちんと調べてやってる。
＿＿＿まァ、裏ルートの情報網だけどなァ。
今日はどこに行って情報を仕入れようか。
なんて、考えている時だった。
ｶﾞｼｬﾝ!!
「「「「「「！？」」」」」」
いきなりアジトとしていた建物が壊れたかと思えば、突如として現れる巨人。
俺の炎を浴びせてもびくともしねェ。
...なんなんだ、こいつ。
どうやらこいつ＿ギガントマキア＿は死柄木がオール･フォー･ワンの後継者に相応しいのか見定めるために来たらしい。
少し交戦した後、ドクターから連絡が入って俺たちは有無を言わさず転送させられた。
荼毘「何だこりゃあ？」
弔「ここは...」
気づけば俺達は実験室のようなところにいた。
ﾄﾞｸﾀｰ「死柄木以外は初めましてかな？どこかで会っているかもな」
奥にいる人物が"ドクター"か。
氏子達磨 と名を名乗り、先程のマキアの話を聞いた。
一通り話が終わったので、俺はAについての話を切り出した。
荼毘「Aは今どこにいるのか知ってるのか」
その言葉に、連合の奴らの視線が一斉に俺に向く。
ﾄﾞｸﾀｰ「あぁ、そういえばもうそろそろかな」
何かを思い出したように呟くと、ドクターはゆっくりと足を動かした。
それに着いていくと、俺達はある1つのカプセルの前に案内される。
不透明な液体で満たされているため、中は見えない。
Mr「なんなんだ？これ」
トガ「何も見えないですね」
ﾄﾞｸﾀｰ「少し早いが、もう大丈夫じゃろう」
そう言いながら機会を操作すると、カプセルの上の蓋が開く。
ｶﾞｯ
ｽﾋﾟﾅｰ「に、人間！？」
開けられたカプセルの縁に、人間の手がかけられた。
出ようとしている？
...まさか。
次の瞬間、俺の予想は現実になった。
『うぅ、気持ち悪い...』
トガ「ｯ！Aちゃん！！」
ﾄｩﾜｲｽ「うお！Aじゃねぇか！」
ずっと探していた、Aが。
白い髪の毛を揺らして顔を歪めながら、液体の中から姿を現したのだった。
荼毘 side 終
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猫舌民族 - 凄く面白いです！自分は弔くん推しなのですが荼毘推しになりそう…応援してます頑張ってください！ (2023年1月25日 21時) (
レス) @page15 id: fee7097d1d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：つくし | 作成日時：2023年1月19日 22時
