こえんらえんら ページ2
私は、煙の妖怪として生まれた。
夕飯の支度で生まれたただの小さい煙。
その煙の中から、私と同類が生まれた。
「お母さん、私ちょっと気分悪いから部屋に戻る。」
そういって私たちが見えていたあなたは、自分の部屋に戻ってじっと動かなかった。
でも、にらめっこをしてくれた。
周りの子達が消えていって、とうとう私の番なった。
消えることは、何も悪い事じゃ無い。
もう一度、本当の生き物として生を迎えるまで妖怪を続ける。
「今度は、消えることの無い妖怪に」
そう願った。願いながら、この時を少し楽しませてくれた貴方に
通じない言葉で「ありがとう」といった。
そのときだった。あなたの中から声がして
「こいつを守れるんなら、消えないようにしてやるぜ？」
貴方の声ではないけど、少し信用できる声だった。
少しの間お世話になりました？だめだめ。
目の前の子が、すごく愛おしそうに私を見ている。
『守れる』
貴方の中に答えた。
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ピース(プロフ) - 面白いです (2018年5月11日 22時) (
レス) id: fa425b4f2d (このIDを非表示/違反報告)
はるちゃん - はやく更新されないかしら♪とても面白くて読んでると胸がドキドキします♪ (2017年4月1日 20時) (レス) id: 847c7d369f (このIDを非表示/違反報告)
ミン - メガネっ娘さん» コメ有難うございます！私は嬉しく思っていただける方が居ると知って涙目です。（がちな方で）このコメントを糧にして更新頑張ります！ (2017年2月19日 18時) (レス) id: aa4c7550bc (このIDを非表示/違反報告)
メガネっ娘 - 続編、おめでとうございます！いつも楽しみに読んでいます。ここまでいったのかと思うと嬉しくて嬉しくて・・・(涙目)更新、頑張ってください！ (2017年2月19日 13時) (レス) id: 02ba4954c2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミン | 作者ホームページ：http://http://
作成日時：2017年2月19日 12時
