迷ノ宮 狐雨４ ページ35
出水「………」
真っ青になっている出水、どうやら何かあったようだ
なんとなく、だが俺のSEで分かった気がした
狐雨「おい、出水サン。本田チャン、死にそうだろう？さっさと行って来い
彼女が、大切なら」
出水「何で分かったんだ…？」
狐雨「俺のSEだ。迅サンにも伝えておくから……どうした？早く行けよ」
呆然と立ち尽くす出水サン
狐雨「……お前も、俺の様に後で【後悔】するのか？大切な人を無くしたくないなら行け。一分、一秒でも惜しいのだろう？」
出水「……頼む。迷ノ宮」
狐雨「嗚呼。さぁて、速く迅サンに言わないとねぇ」
？？「その必要は無いから、迷ノ宮」
そこを見れば珍しく笑顔の無い迅 悠一
狐雨「おや、もういたのか。アンタもさっさと行って来なよ」
迅「言われなくても、行くさ。止められたって行ってやる」
脇目もふらず、走って行く
嗚呼、彼女たちは愛されているんだなぁ
こんな薄汚い俺とは大違いだ
おもむろに携帯電話を取り出して、三雲サンに連絡をかける
狐雨「やぁ、三雲サン。突然御免ね♪悪いんだけど、赤城チャンが攫われたっぽい。本田チャンも追いかけようとしたけど追撃喰らって死にかけかも」
三雲『？！！どういうことですか？！』
狐雨「言ったまんまだよ。だから至急、本部に集まってくれ。玉狛の隊員たちにも呼びかけヨロ☆」
三雲『赤城は？！赤城は無事なんですか？！』
狐雨「それは不明だ」
三雲『なら、赤城を助けに…』
狐雨「まぁ、話しは最後まで聞けって。どこの誰に攫われて、何の目的で赤城チャンが攫われたのか、今は情報収集が最優先事項だ」
三雲『そんな事して、助けられなかったらどうするんですか！』
狐雨「三雲サン…君は合理性に欠くね。確かに君の言う事も最もだ。だがな、状況と言うモノは正に生き物だよ？今が最善策でも、ほんの少し状況が変わっただけでそれが愚策に変わるのだから
それに君も赤城チャンの実力…知っているだろう？」
三雲『…っですが』
狐雨「……君達が赤城チャンを信じないで、どうするんだい？信じろ、君達の中の赤城 仁花と言う人間を…大切だと思うなら、な」
三雲『……分かりました』
狐雨「よし、なら頼んだよ？三雲隊長」
さて、ここから大変になるぞ
取り出した機械の画面にはピコピコと赤のマーカーが移動していた
赤城チャンのトリガーに付けておいた発信機だ
狐雨「くくくっ…反応は良好だね」
会議室に向かった
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夏音 - 羅帰 遊沙さん応援団団員さん» なるほど、そうなんですかね？今度再チャレンジしてみます！ (2015年2月28日 23時) (
レス) id: 226eb43201 (このIDを非表示/違反報告)
羅帰 遊沙さん応援団団員 - あくまで私的な見解です (2015年2月28日 21時) (レス) id: a7af5d8233 (このIDを非表示/違反報告)
羅帰 遊沙さん応援団団員 - 夏音さん» PCの方に原因があるのではないと思います。恐らく、ログイン→コメントを書いてる途中に誰かがログイン→書き終わってログアウト（この時はちゃんとページに反映されている）→誰かが書いてログアウト（一番新しく書かれたのでこっちが反映される）…みたいな？ (2015年2月28日 21時) (レス) id: a7af5d8233 (このIDを非表示/違反報告)
コントス(プロフ) - 夏音さん» 確かに消えてますね･･････さっきは、見えたんですけどね (2015年2月28日 14時) (レス) id: e73047becf (このIDを非表示/違反報告)
夏音 - ここに書いたのまで消えてるってことは、私のパソコンに何らかの原因があると考えた方がいいですね；もしかしたら、ここに書けないかもしれません； (2015年2月28日 14時) (レス) id: 226eb43201 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：湯のみと参加して下さっている隊員各員 x他4人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/
作成日時：2015年1月31日 21時
