episode.2-9 ページ22
足元の悪い道ばかり選ぶエースに着いていき、”
ダダン一家のアジトもなかなかだったが、これに比べればあそこは楽園のみたいなものだ。
エースは躊躇なくそのドアと思わしき部分を押し開く。
「サボ!!いるんだろ!!」
「お？何だよエース。さっき別れたばっかじゃねェか」
「こいつがおれたちに用なんだと」
そう言って行儀悪く顎で小屋の中を指し示したエースに従い中を覗き見ると、この前会ったばかりの少年がそこにいた。
『どうも』
「A?!」
『色々迷惑かけてごめん、ってことで』
リュックから食料を取り出し広げて見せると、やはり山賊たち同様に勢いよく食らいついた。
あんな態度だったエースですら一口食べてからずっと黙って食べ続けている。
恐ろしい程の食欲。
つまりまあ、予想通りの事態になったわけで。
「うめェけど、ちょっと物足りねェなぁ」
『だろうね……』
空っぽになった容器を見てサボはぼやいた。
ゴム人間であったルフィは胃袋までゴムであったから無尽蔵なのだと無理矢理納得できなくはないが、この2人の食べた物は一体どこへ消えているのか。
ダダン一家のとは別で作ったから相当な量があったはずだ。
明らかにおかしいが、最早ツッコんでも仕方がない。
と、その時、ずっと無言だったエースが突然口を開いた。
「次」
『………え？』
「だから、足りねェから次はもっと作ってこいって言ってんだよ!!!」
エースはそう言い放ってさっさと小屋の外へ出て行ってしまった。
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つきよしりん(プロフ) - 心さん» コメントありがとうございます！！クザンいいですよねわかります！！！ご希望とあらばガッツリ絡ませざるを得ませんね……！！どう関わってくるか、心様をワクワクさせられるようにしたいです(今から考える)更新頑張ります！！ (2019年7月28日 3時) (
レス) id: 491910c140 (このIDを非表示/違反報告)
心(プロフ) - もし、作者様が良ければ、クザンと絡んで欲しいです！更新楽しみにしてます！ (2019年7月27日 21時) (レス) id: 2141c8a0fe (このIDを非表示/違反報告)
つきよしりん(プロフ) - 龍華さん» Twitterの方で少しお話しさせていただきましたがこちらでも………コメントありがとうございます！面白いと言ってもらえることこそが何よりの喜びです!!更新頑張りますー!! (2019年7月27日 17時) (レス) id: 297ae59f70 (このIDを非表示/違反報告)
龍華(プロフ) - 久しぶりに面白い小説を読みました！Twitterの方フォローさせてもらいました！桜-sakura-と言う名前です！Twitterでもお話できたらいいなと思っています(笑)更新楽しみに待ってます！ (2019年7月25日 19時) (レス) id: f076919c37 (このIDを非表示/違反報告)
つきよしりん(プロフ) - nanakoneko775さん» コメントありがとうございます！ひっ……い、1番ですか？！そんな、恐れ多すぎて震えが止まらないです……()楽しみにしていただけて本当に光栄です。そのお言葉だけで頑張れます。ありがとうございます！！ (2019年6月27日 16時) (レス) id: 491910c140 (このIDを非表示/違反報告)
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