【HQ】無気力ガールは歌が好きpart2【歌い手】

今日一日 ページ28

side:Makiya





『………はあ』



なんか………どっと疲れてしまった………。



帰りは月島の機嫌が何故か信じられないほど悪く、頑張って山口が話しかけてもほぼガン無視。



もともと私も喋る方ではないからまあ帰り道の空気は最悪である。なんでこうなった。



シ「なんかお疲れじゃん。どうした？」



『………部活の人間関係的なあれやこれやで………』



シ「あれやこれやってどれだよ」



日課のようなものになっているシュームとの通話で指摘されてしまうほど疲れていたらしい。



普段ネットぐらいでしか人と関わる機会もないもんだから、こんなにたくさんの人と話すのはほんっとに疲れる。



これから先ちゃんと部活始まってしまったらどうなる事やら………倒れてもおかしくないな………。



シ「まあ無理はしないでおけよ。まふさんから聞いたぞ。あれのこと」



『あー………別に口止めしてたわけじゃないけど………勝手に話したのか………』



シ「話したっつか、口滑らしたんだよ。俺が知ってると思ったんだと」



ああ、なるほど。確かにそう考えるのは普通か。



今回の話はシュームに相談しても意味ないか、と思って後回しにしてたんだけど。



シ「力にはなれないかもだけどさぁ、話してくれたっていいじゃんかよー。さりげなーくまふさんにマウント取られたぞ俺」



『なんかごめん』



シュームが画面の中で不貞腐れている。顔はいいけど、別に可愛くはないな。



シ「それで、やるんだろ？」



『うん。そのつもり』



シ「そっか」



嬉しそうに笑うシューム。









シ「楽しみだな。麻希のワンマンライブ」





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に、二週間……だと……!?いつの間にそんな未来に来ていたんだ………!?なんてこった。

ほんっとひっっっっっっさしぶりの歌い手登場。しかもオリジナル歌い手って言うね！早く皆出てきてって私が一番思ってるんですけどね！

まっじでスランプまっしぐら。書けないので烏野1年遭遇のとこクッソ端折りました………諦めてごめんね………。

気長に待っていただけると嬉しいですほんと。

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