【HQ】無気力ガールは歌が好き【歌い手】

刑の執行 ページ21

side:You





そ「え、いやいやいや何で怒ってんの？」



坂「遅れた原因はまふくんやで！？」



う「俺ら悪くなくない？」



油断して緩んでいた3人の顔が一瞬で恐怖に染まり、口々に抗議の声を上げる。



『うるさい大中小。連絡が遅すぎる時点で同罪なんだよ。さらにはちゃんと謝ろうともせず、まふに全部責任転嫁するなんて、もっと罪深いわ。恥を知れ』



そういえば声を詰まらせ、何も言い返せなくなったそらる(大)坂田(中)うらた(小)。



『よって刑に処す。シューム、よろしく』



シ「はいよ」



ここに来るまでに連絡しておいた、『逆らう様子があれば軽く拘束してね』という言葉に従って、がっしりとうらたの脇に腕を差し込み動けなくするシューム。なんて頼もしい。



う「待ってお前らグルかよ！」



シ「うらたさん、抵抗しない方が身のためっすよ」



『そうそう、シュームの言う通り。安心して。特別にデコピン一発だけで許してやるから』



そうして滅多に見せない笑顔を作ってやれば、さらに悲壮な顔になるうらた。失礼なやつだな。



う「いや麻希のデコピンめっちゃ重いやんやだ！」



『うるさい。間違って目に当たっても知らないよ』



少しトーンを下げた声に、ようやくぴたりと動きを止めた。まったく、最初から素直に従っていればいいものを。



『行くよー……おりゃ』



その夜、マンションに三つの悲鳴が上がったのは言うまでもない。





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あの後、今日のhit数900超えてました。

まじでびっくりしました。声に出ましたもん。

ひえーありがたやありがたや。

嬉しくなったので更新頑張ります(￣^￣)ゞ

シューム参戦→←イケメン麻希さん

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