食害 ページ20
『…………』
何とか口に入れるも、徐々に食欲が失せていく。そしてなんと言っても飲み込めない。自然と顔が歪むがせっかく作ったんだし残すわけにはいかない。
zm「いや〜いい顔して食うなあ……」
相反してゾムさんはにっこり。
『……』
もう喋れないくらい食べている気がする。元があんまり喋れないのもあるが。
tn「おいゾムやめたれ、Aさんの顔が今までにないくらい苦しみに飲まれてるぞ」
gr「わーがんばえー」
zm「え？グルッペンも食べたい？」
gr「(そんなこと言って)ないです」
ci「あのぉ……めんつゆかけます？」
思わず珍回答に箸が更に止まった。
ci「味変わるじゃないですか、食べれるかなって」
ふわっと眼鏡越しでも分かる笑い。めんつゆ…
『もらいます』
ci「じゃあコネシマさんのコップに入ってるのであげますね！」
『え？』
ci「コネシマさんに麦茶とかいって適当に誤魔化したんですけど、やっぱ２回目は引っかからないですよね。」
kn「当たり前やろ！」
ci「ってわけでこれ自由にどうぞ！」
ことん、と置かれたコップには確かに麦茶と言われれば麦茶なめんつゆがあった。それをちょっとかけて箸をすすめる。
美味しくもないがまずくもないのでさっきより食べるスピードが上がった。
zm「んふふ、今日はこれで勘弁したるで」
gr「まさか今まで需要性がなかったチーノのめんつゆが役立つとはな」
tn「あいつ独自で買いに行ったからな、ノーパンで」
あとちょっと。最後の一口を何とか飲み込んだ。
『ごちそうさまでした』
gr「おお」
tn「めんつゆすご」
ci「当たり前やろめんつゆやぞ」
tn「お前のそのめんつゆに対する思いはなんや」
ci「愛ですね」
tn「はえ〜〜〜……」
shp「次は別のものでコネシマさんを殺していきましょうねチーノさん」
ci「そっすね」
コネシマさんが一体何したっていうんだろう。
当の本人はシャオロンさんと…青い人……そう、鬱先生さんと話してて聞こえてないみたいだが。
os「あ、食べ終わった〜？休まなくてええ？」
ut「ん？あ、もう行く？」
鬱先生さんがこちらによってくると髪をおもむろに触りだした。友達にも触られてるからなれてるので気にはならないが少し恥ずかしい。
ut「髪の毛めっちゃさらさら……黒髪ロングの清楚系とかほんとまじええわ……」
tn「大先生、お前」
ut「いやちゃいますやん！スキンシップやで！な〜Aちゃん」
『は、はい』
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カル(プロフ) - 好きです！続き…楽しみにお待ちしております！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 109968551c (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます、嬉しいです(オタク特有の笑顔) (2019年10月13日 20時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ - とうふさんの作品が、尊いです。(真顔) (2019年9月24日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます〜(逝去) (2019年9月9日 18時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - んは〜、めっちゃしゅき〜。尊い。もう好きすぎる(昇天) (2019年9月9日 0時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とうふ | 作成日時：2019年8月6日 11時
