れっつお料理 ページ17
厨房らしきところに来た。エプロンとかは予備のがあったため貸してもらった。
ちら、と冷蔵庫を覗いてみる。そこには気になるものが一つ。
『お父さん元気モリモリ……？』
tn「？？あ、それは大先生……鬱先生ってやつがタッパーに落書きしたんやで」
『へ、へぇ……どんな意味で？』
そう聞くと、少しだけ沈黙が流れる。
tn「…………さぁ？何回輪廻転生しても意味知りたくないわ…」
お父さん元気モリモリが気になる所だがそれよりも。
『私は何すれば？』
tn「あー。じゃあまず冷蔵庫にある肉類全部取ってこっち持ってきてくれん？」
『…全部』
何十個とある大きい肉のトレイ。これを全部ってどんだけ食べるのか気になる
tn「10人以上おるからな…」
10人以上…それでも多いのでは……？とりあえず上に上に積み重ねて持っていくことにする。
『よいしょ…』
tn「気いつけてや、落とさんようにな。次に野菜も全部取ってきてくれん？」
『はい』
どん、と置くともう一度冷蔵庫の前まで戻る。
野菜は流石に1度は無理そうなので分けて何回か往復しよう。
tn「ゆっくりでええよ、僕肉切ってるんで。」
手際よくトントンさんが包丁で肉を切っているのでとりあえず少し離れた所へ置いた。とはいっても手が届く範囲。
もう一往復するために野菜を取りに冷蔵庫へ。冷蔵庫も大きい。
『…よいしょ…』
ごろごろと野菜が転がっている。さすがにお金持ちの友人がいてもここまで野菜が並んでるのは見たことなかったので圧倒されてしまう。
tn「ありがとなぁ、次にじゃあお米炊いて欲しいねんけど、そこの棚の下にお米が入ってるから炊飯器に10合いれて線に合わせて水いれるんやで」
『はい』
1合をはかるカップを使って10合を入れ、水で洗う…？力が足りないかもしれない。
『米とぎます？』
tn「おん」
ここまで多いと5、6回くらいやんないと意味が無いのでは。重たい炊飯器の器をもって水道へ持っていく。重すぎて置くときにかなり音が響いたが大丈夫だろうか。
tn「重かったら大丈夫やで」
『大丈夫です』
お水を何とかいれて洗っていく。こんなに重いお米初めてだ。
ざばーっと流して繰り返し洗っていく。
大分濁りが消えたので洗うのをやめて、炊飯器にいれてからお水を入れていく。
水入ったままのお米とか重すぎて絶対持てない。
10合の線まで合わせたら蓋をして炊飯を押したが……多分これでいいはず。
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カル(プロフ) - 好きです！続き…楽しみにお待ちしております！！ (2020年4月28日 18時) (
レス) id: 109968551c (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます、嬉しいです(オタク特有の笑顔) (2019年10月13日 20時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
アルカリ - とうふさんの作品が、尊いです。(真顔) (2019年9月24日 17時) (レス) id: f17e38f5ae (このIDを非表示/違反報告)
とうふ(プロフ) - ありがとうございます〜(逝去) (2019年9月9日 18時) (レス) id: e430844ced (このIDを非表示/違反報告)
歩くアスパラ - んは〜、めっちゃしゅき〜。尊い。もう好きすぎる(昇天) (2019年9月9日 0時) (レス) id: ec00883068 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：とうふ | 作成日時：2019年8月6日 11時
